ステージ4の膵臓がん・森永卓郎氏　病室から電話でラジオ出演も「疲れてきました…」　実は「点滴中」

経済アナリストの森永卓郎氏
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　経済アナリストの森永卓郎氏（66）が15日、レギュラー出演するニッポン放送「垣花正あなたとハッピー！」（月～木曜前8・00）に電話で生出演。お笑いタレント・厚切りジェイソン(37)の著書について反論した。

　昨年末にステージ4の膵臓（すいぞう）がん闘病を公表した森永氏。この日は電話で出演すると、ゲストの厚切りジェイソンが発売した著書「ジェイソン流お金の稼ぎ方」（ぴあ）について「ジェイソン流お金の稼ぎ方は正しいですが、普通の人はできないです」と指摘した。

　続けて「ジェイソンさんはもともと才能がすごく豊かなんですよ。頭がめちゃくちゃいいんです。だからこの理論通りにできたんです」とジェイソンの著書を読んだうえで“稼ぎ方”の理論に反論した。

　勢い止まらず反論を続ける森永氏に、パーソナリティーを務める垣花正が「森永さん、ちなみに病室は今何の時間なんですか？」質問。すると森永氏は「今点滴打ってる最中」と告白した。

　これには垣花が「ちょっと！点滴打ちながらそんなテンション上げて大丈夫？興奮してしゃべって体力的に大丈夫？」と心配すると森永氏は「まだあと2本打たなきゃいけない。疲れてきました…」と病室からの電話出演につい熱くなってしまったことを語っていた。

　森永氏は昨年12月27日放送の同番組でステージ4の膵臓がんであることを公表。11月に人間ドックで影が見つかり膵臓がんでステージ4と診断を受けたと説明。「今のところ、実感としては何の変化もない」と自覚症状がないと語り、入院はせず通院で抗がん剤治療を始めるとし、「新規の仕事は一時的に停止」としながらも同番組への出演は継続することと報告。病気公表後、初めての出演となった1日放送の同番組でも元気な声を届けていた。