堂本光一「改名も考えた」 ジャニーズ性加害問題、肉声で初言及 剛と話し合い変更せず

[ 2023年10月9日 04:30 ]

<堂本光一会見>取材に応じる堂本光一(撮影・白鳥 佳樹)
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 KinKi Kidsの堂本光一(44)が主演する新作ミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」の公開稽古が8日、東京・帝国劇場で行われた。光一は稽古前に1人で会見を行い、ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川氏の性加害問題について言及。会員制サイトなどでメッセージを伝えていたが、初めて肉声で語った。

 ジャニー氏はキンキの現場には必ず姿を現すほど目をかけており、2人もバラエティー番組でジャニー氏のエピソードをユーモアを交えて語っていた。それだけに「葛藤はありました。自分の知っている彼と違う部分がある」と吐露。「でも(その面を)認めなきゃいけない」と複雑な胸中を改めて語った。

 ジャニーズ事務所は今後補償会社として存続。タレントは新会社と主にエージェント契約を結んでいく。各グループは方針を協議中。光一も堂本剛(44)と話し合っており、「KinKi Kidsも名前を変えるかという話も出ました」と約30年も背負ってきた名称の変更を話し合ったことを明かした。

 ジャニーズでは、問題を受けて関ジャニ∞とジャニーズWESTが改名することを発表。さらにはジャニーズの名を冠していないSexy Zoneも、国外での活動を行いにくいことなどを理由に名称変更の意向を表明している。

 キンキは光一と剛が近畿地方出身であることから、ジャニー氏が命名。“KinKi”が英語で「変態の」という意味の“Kinky”と発音が似ていると以前から自分たちで発言していた。

 ただ現状では変更しない方針で、光一は「今(ジャニーズで)音楽活動をしているグループでは我々が一番上。他のグループまで(名称変更を)考えないといけない感じになる」と説明。グループについては「僕らにはそれしか表現方法がない」と活動継続を表明した。新会社との契約は「難しい問題。音楽を中心にやってきたので、その権利がどういう形になるかがポイント」と語った。

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