元SOLIDEMOの手島章斗が渋谷で野外イベント アカペラ歌唱でファンを魅了 アルバム&ツアーも発表

[ 2023年10月9日 18:00 ]

渋谷で野外イベントを行った手島章斗
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 歌手の手島章斗(29)が9日、東京・渋谷ストリーム前の広場でイベントを行った。当初は自身初の路上ライブを行う予定だったが、雨天のため断念。それでも集まったファンに向けて、初のソロアルバム発売と全国ツアー開催を発表した。

 昨年9月に活動終了した男性グループ「SOLIDEMO」の最年少メンバーとして活躍。本格的にソロ活動を始めている。「今日を新たな第一歩にしたかったんだけど、雨!」と笑いながら「それでも足を運んでくださった方がいてうれしい」と感謝した。そうした熱いファンに向けて「来年1月にフルアルバムをリリースします。そして、全国7カ所のツアーが決まりました」と報告。温かい拍手が沸き起こった。

 この日はもともとバンド編成での路上ライブを予定していた。機材の関係もあって中止せざるを得なかったが、自分の手にはマイクがある。「歌っちゃおうか。いつものマイクじゃないけど」と言うと、昨年12月に発売したシングル「カイト」をアカペラで歌い出した。ファンの手拍子に乗せて伸びやかな声を披露した。

 思い描いたライブにはならなかったが「いつかまたリベンジしましょう!」とファンに呼びかけ、「これも人生ですね。いいことばかりじゃない。昨年からいろんな変化があって頑張ってきた。その時期を乗り越えられているので、屁でもない」と力強く語った。

 自身初のフルアルバムは来年1月24日に発売される(タイトル未定)。「自分のいろんな面を見てもらえる1枚。“This is 手島章斗”みたいなアルバムです」と説明。全10曲すべての詞、曲を自身で手がけた。コロナ禍で活動がままならなくなった時に機材を購入し、音楽制作をできる環境を整えた。「この3年間でいい意味で楽しみながら遊びで作ってきた曲もある。歌詞を書く自分のことがより見えてくる」とプラスでしかなかった。「愛を歌った曲が多いですね。男女の愛だけでなく、仲間愛や普遍的な愛」と明らかにした。

 ツアーは来年1月13日に、地元の広島でスタート。最終公演は3月23日に東京・神田スクエアホールで開く。同所は約1000人収容で、ソロでは自身最大となる。自身の大きな目標は日本武道館でのライブだ。「貫くことが大事だと思います。ぶれずに良いと思う音楽をやっていきたい」。来月4日が30歳の誕生日で、大きな節目を迎える。「挑戦をやめずに自分を確立する30代にしたい」と力を込めた。

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