ジャニ会見やり直しの是非　経営コンサルが見解「非上場企業で義務ない」けど…開催した方がいい理由

読売テレビ社屋
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　流通分野に詳しい経営コンサルタントの坂口孝則氏が8日、日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」（月～金曜後1・55）に生出演し、ジャニーズ事務所が2日に開いた会見で特定の記者らを指名しないようにする「NGリスト」があった問題を受け、今後の展開を展望した。

　NGリストには、6人の記者やフリージャーナリストの名前、顔写真が掲載されており、挙手し続けながら指名されなかった記者の名前があった。同事務所はリストへの関与を否定。会見を運営した「FTIコンサルティング」は、リストの作成を認め、謝罪した。

　公正さが疑われる会見だけに、ジャニーズ性加害問題当事者の会などが会見のやり直しを求める声を上げている。やり直しの是非について、坂口氏は「個人的な見解ですけど、非上場企業なので会見の義務がない」と解説。一方で、「クライアントを安心させたい、ファンの方を安心させたい、クリーンな姿を見せたいというのがもう一つの会見の目的だと思う」とし、「その意味ではもう1回、会見をした方がいいと思います。NGリストの方のみを集めた会見でもいいし、クリーンに時間制限なしで聞くというくらいでいいんじゃないかと思います」と見解を示した。

　会見の公正さとともに、所属タレントからは新たに結ぶことになるエージェント契約について不安の声が噴出している。坂口氏は、「KinKi　Kids」堂本光一が8日の取材対応で話したことに言及。「“光一さんが被害者の補償ファースト、ファンファースト”とおっしゃってました。その後に、“世界一クリーンな会社目指してほしい”とありました」とし、「契約内容がどうなっているのかというクリーンさを含んで報告してほしいと思う」と述べた。