副島淳 埼玉県虐待禁止条例改正案に「街の人の声や生活スタイルにちょっと寄り添ってないのかなと」

[ 2023年10月9日 11:53 ]

副島淳
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 俳優でタレントの副島淳(39)が9日、レギュラーコメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。小学生以下の子どもを自宅や車内などに放置することを禁じる埼玉県虐待禁止条例改正案について言及した。

 自民党県議団が提出した条例改正案は、罰則はないが、「児童を住居、その他の場所に残したまま外出すること、その他の放置をしてはならない」とあり、小学校1~3年生の子どもだけでの登下校、子どもだけで公園で遊ぶこと、子どもだけでおつかいに出かけることも違反となる。条例案は、違反を見つけたら通報する義務も課している。

 さいたま市PTA協議会(市P協)が6日、県議会本会議で可決しないよう求める署名活動を開始。反対の意見書をホームページで公表し、「ほとんどの保護者が条例違反に当てはまってしまう」としている。条例改正案は13日の本会議で採決が行われる予定で、自民党県議団が過半数を持っていることから成立する見通し。

 番組では、埼玉県民の声なども取材して伝えた。副島は「自分も母子家庭で育ったので、幼少期、それこそ小学校1~3年生の時も家で1人で留守番していましたし、登下校もしていましたし、それをダメ、あなたのお母さんは虐待してますって言われたら、たぶん僕は今ここにいないと思う。生活もできてなかったと思うので、本当に街の人の声だったり、生活スタイルっていうのをね、悲しい事件も起こっているとはいえ、ちょっと寄り添ってないのかなという印象」と言い、「現実は不可能だと思います」と指摘。「ただこれが可決の見通しということで、埼玉県に住む人がいなくなっちゃうんじゃないのかなって思いますね」と自身の受け止めを話した。

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