越直美氏 埼玉県虐待禁止条例改正案に「環境整備がされていない中で、県民、家庭に一方的に負担を…」

[ 2023年10月9日 11:29 ]

東京・赤坂のTBS
Photo By スポニチ

 前大津市長で弁護士の越直美氏が9日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。小学生以下の子どもを自宅や車内などに放置することを禁じる埼玉県虐待禁止条例改正案について言及した。

 自民党県議団が提出した条例改正案は、罰則はないが、「児童を住居、その他の場所に残したまま外出すること、その他の放置をしてはならない」とあり、小学校1~3年生の子どもだけでの登下校、子どもだけで公園で遊ぶこと、子どもだけでおつかいに出かけることも違反となる。条例案は、違反を見つけたら通報する義務も課している。

 さいたま市PTA協議会(市P協)が6日、県議会本会議で可決しないよう求める署名活動を開始。反対の意見書をホームページで公表し、「ほとんどの保護者が条例違反に当てはまってしまう」としている。条例改正案は13日の本会議で採決が行われる予定で、自民党県議団が過半数を持っていることから成立する見通し。

 番組では、埼玉県民の声なども取材して伝えた。越氏は「私はとんでもない条例だと思う。というのは(埼玉県民の)皆さんがおっしゃってた通り、登下校ですとか、少しのごみ出しもできないっていうことで、実際の子育ての実態というのを見ずに県民に不可能を強いていると思います。特に(県民の)お話の中にもありましたけれども、児童クラブなどにまだ入れないという方もいる中で、環境整備がされていない中で、県民、家庭に一方的に負担を押し付けていると感じます」と自身の見解を述べた。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年10月9日のニュース