バズーカ岡田 緊迫のイスラエルから安否報告「大量に爆弾が一気に…家の中でも緊張状態」 帰国も視野

[ 2023年10月9日 13:06 ]

バズーカ岡田こと岡田隆氏
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 ボディビルダー「バズーカ岡田」こと日体大の岡田隆教授(43)が9日までに自身の公式YouTubeを更新。留学中のイスラエルから安否を報告した。

 4月から留学し、現地研究者のもとで研究している岡田氏。7日にパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエル軍の大規模戦闘が始まり、緊迫した様子を伝えた。

 X(旧ツイッター)では「無事です。ご安心ください。昨日のようなサイレン(空襲警報)や爆発音はありませんし、街からは車やバイクの音も聞こえます。昨日はシャバット(安息日)だから街が動いていなかったというのもあります。依然として、ロケット弾だけでなく、侵入したテロリストに警戒する必要があるので、外出は控えています。ボディビルの友達が軍服を着て基地に向かう情報も複数きています。とても悲しい事ですが、戦争という実感を強める事でもあります」とつづっていた。

 動画は、現地7日昼過ぎのテルアビブ市内から発信。サイレンや爆撃音が響く市街の様子を投稿し「今どういうことが起こっているかというと、ロケット弾5000発くらいが来ていると。イスラエルには最強の迎撃システムがあって、それが頭上でロケット弾を撃ち落としている音がドーンと。かなりの精度で撃ち落とすすごいものみたいなんですが、それでも今回は撃ち落とせずに街に落下しているのもあったと。大量に爆弾が一気に飛んできている。さばききれていない状況なのかもしれないですね」と述べた。

 「サイレンは鳴るし、上でドンドン鳴るし、スマホアプリに入っているアラートも鳴りまくっている」と現状を報告。5月にも同様のことがあったというが「今回は様子が違う」といい、現地のボディビルダーから安全な場所や避難の仕方を聞いたと明かした。

 安息日と宗教的行事が重なったことや、複雑な周辺国事情が絡んでの爆撃なのではとした上で、「一般人が虐殺されていて、戦争状態に入ってきた。空爆だけじゃなく地上戦が行われる可能性もある。捕虜の奪還作戦もあるのではないかと。かなり大変な状況になるんじゃないかと思います」とした。

 イスラエルには兵役義務があり、若者が男女問わず一定の年齢になると軍に入隊する。軍服のままジムでトレーニングしている人を見かけることもあるといい、身近な存在なだけに「そういった人たちが戦いに赴いて、もしかしたら犠牲になるかもしれないと考えると胸が締め付けられる」と悲痛な思いを吐露した。

 「今のところ私は大丈夫ですし、安全を第一に行動していきたい。大会も近いし、研究もかなり進んできているんで…とは言っても悪化する前に帰国も考えなければならない状況なのかなと。戦争というものがあまりピンとこなかったけれど、こんな緊張状態を家の中にいても感じる。先んじて安全を考えた行動をとっていきたいと思います」と結んだ。

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