宇梶剛士 菅原文太さんの優秀すぎる付き人たち…自身は「立ってるだけ」「怒鳴られながら学んだ」

[ 2023年4月30日 19:47 ]

宇梶剛士
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 俳優の宇梶剛士(60)が、30日放送のフジテレビ系「なりゆき街道旅」(日曜正午)にゲスト出演し、故・菅原文太さんの付き人だった時代のエピソードを披露した。

 少年時代は暴走族の総長を務めるなど、やんちゃに明け暮れた少年時代から改心。錦野旦の付き人をしていたある日、会った菅原さんから気に入られ、18歳で菅原さんの付き人になった。

 当時の思い出話を聞かれると、宇梶は「俺はもう、末端ですよ」と答え、「おやじ(菅原さん)の横にいるような人は、おやじのちょっとの動きで台本をすっと差し出したり、ちょっとの動きですっとコーヒーを差し出したり、(菅原さんの意図が)分かっている人がする」と説明した。

 菅原さんの周囲の世話をしていた人は他にもいたという。「その(付き人の)人が、“あれ取ってこい。これ取ってこい”という人たちがいて」。そんな中、「俺なんかはもう立ってるだけ」と、特に菅原さんの役に立てることはほとんどなかったとことを打ち明けた。

 現場では、怒られながらさまざまなことを学んだという。「撮影現場にいて、カメラでリアクションを撮っているでしょう?カメラの向こうに(自分が)立っていると、役者が気になるじゃない?立っちゃいけない場所を、兄弟子とかに怒鳴られながら学んだり」。それでも、演技を学びたい一心でかぶり付いていたという。「バカっていうか若いから、夢中になって、もちろん音を立てないで見ているうちに、すごい近くまで行っちゃってて。(菅原さんに)“何だお前は!”みたいなことが何回かあった」と、失敗談を明かしていた。

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2023年4月30日のニュース