中村扇雀、28日に母・扇千景さんの納骨済ませたと報告 母の故郷・兵庫県をお練り

[ 2023年4月30日 14:08 ]

中村扇雀
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 歌舞伎俳優の中村扇雀(62)が30日、「平成中村座 姫路城公演」(5月3~27日、姫路城三の丸広場内特設劇場)に向けたお練りに中村勘九郎(41)らと参加。式典で3月9日に亡くなった母で元参院議長、俳優の扇千景さん(享年89)の納骨を済ませたことを報告した。

 扇雀は「この兵庫県は私の母のふるさとでございます。兵庫県の皆さまにこんなに、大歓迎して頂いたこと、本当にうれしく思います」と切り出し、一昨日の28日に納骨したことを明かした。「この状況をみたらとても喜んでくれたと思います」と締めくくった。

 平成中村座は勘九郎の父、故・中村勘三郎さんが「江戸時代の雰囲気に満ちた芝居小屋を」と2000年に東京・浅草に出現させてから、各地で不定期に開催してきた人気公演。

 第1回公演から出演し続ける扇雀は「この平成中村座は勘三郎のお兄さんの夢でございました。最初にできた時“おい浩(扇雀)、この先、エッフェル塔の下や、ピラミッドの前でも建てられるね”と大喜びしていました。今回、日本一の姫路城のもとに立つことになって、またお兄さん(勘三郎さん)の夢がかなったと思います」としみじみ語った。

 今回は関西圏で8年ぶりの上演で演目は姫路城にゆかりの深い「播州皿屋敷」(一部)、「天守物語」(二部)に軽やかな人気舞踊「鰯売戀曳網(いわしうりこいのひきあみ)」(一部)、「棒しばり」(二部)。

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