TBS安住紳一郎アナ　リスナーからのメッセージを読み上げ思わず涙「奥様とのいい思い出ですね」

TBSの安住紳一郎アナウンサー
Photo By スポニチ

　TBSの安住紳一郎アナウンサー（49）が30日、パーソナリティーを務める同局ラジオ「安住紳一郎の日曜天国」（日曜前10・00）に出演。リスナーからのメッセージに涙する場面があった。

　この日のテーマは「料理の話」。60歳の男性からのメッセージを読み上げた安住アナ。男性はおととしの7月に妻が急逝してしまったそうで、1人での自炊を余儀なくされ、「毎日のようにメニューを考えないといけないわずらわしさ、作るを毎回、洗わなきゃいけないのも面倒で、何より1人で食べる食事のつまらなさを実感する日々」だという。「毎日のように仕事帰りに材料を買ってきて、メニューを考えて作ってくれていた妻の強さ、偉大さにいまながら敬服するとともに、感謝の気持ちで涙があふれてしまいます。コロナ禍という状況もあり、ありがとうもごめんなさいも伝えることが敵わず、お別れができなかったことが本当に悔やまれて仕方ないです」と読み上げると声を詰まらせた。

　「今、1人になり、妻が作ってくれたたくさんのメニューを思い出そうとしてもレシピも分からず、ただただ当時の思い出に涙することしかできません。俺のほうが上手いでしょ？時々、妻の遺影に向かって話しています」と声を震わせた。

　安住アナは「ね～奥様とのいい思い出ですね」と話ながら涙を流した。