姫路に黄色い歓声!勘九郎&七之助が人力車でお練り 熱烈歓迎も「昨日は商店街、普通に歩いてました」

[ 2023年4月30日 13:45 ]

平成中村座姫路城公演を前にお練りで劇場前に向かう中村勘九郎                               
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 歌舞伎俳優の中村勘九郎(41)、中村七之助(39)らが30日、「平成中村座 姫路城公演」(5月3~27日、姫路城三の丸広場内特設劇場)に向けJR姫路駅前から人力車でお練りを行った。

 駅から姫路城まで続く「みゆき通り商店街」や「本町商店街」には約2万5000もの見物客が集まり「中村屋!」や「勘九郎さ~ん!」の黄色い声が。その中を約30分、左右に手を振りながら、姫路城にほど近い公園に到着した勘九郎は「コロナ後初のお練りでした。サイコーのお練りになりました!」と声を張り上げ感謝。さらに「今日はすごい“キャー”って言ってくれましたが、昨日は商店街、普通に歩いてましたからね。ギョーザ屋さんで食べて…。1カ月間、姫路にいるので見かけたら声を掛けてください」などと気さくな一面を見せた。

 さらに弟の七之助は「いろいろ、お練りで温かいお言葉を頂きましたが、むしろ私たちの方がこのような素晴らしい日本一と言っても過言ではないお城の目の前で中村座をやらせて頂く、本当にありがとうございます。昔なら打ち首ですね」などとジョーク交じりにあいさつし笑いを誘った。

 平成中村座は2人の父、故・中村勘三郎さんが「江戸時代の雰囲気に満ちた芝居小屋を」と2000年に東京・浅草に出現させてから、各地で不定期に開催してきた人気公演。今回、関西圏での開催は8年ぶりで、姫路城が世界遺産に登録され30周年を迎えるのを記念し、初めて同所で行われる。演目は姫路城にゆかりの深い「播州皿屋敷」(一部)、「天守物語」(二部)に軽やかな人気舞踊「鰯売戀曳網(いわしうりこいのひきあみ)」(一部)、「棒しばり」(二部)。

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2023年4月30日のニュース