「NHKハートネット」女性障害者の介助めぐるツイートが物議 8年間介護業界で働いたりんたろー。が語る

[ 2023年4月27日 22:14 ]

EXITのりんたろー。
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 「お笑いコンビ「EXIT」のりんたろー。(37)が27日放送のABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に生出演し、介護業界が直面する“現実”について語る場面があった。

 番組では「NHKハートネット」の公式ツイッターの投稿が物議をかもしていることを報道。そこには「女性障害者が 男性から入浴や排泄介助を受けることは 単なる羞恥心の問題ではありません 尊厳の問題です 心身共にナイフで ズタズタにされる感覚でした 性犯罪被害に遭っているのと 感覚は変わりありません」という当事者のメッセージが記されていた。

 これにネット上では「男性介護士の尊厳を踏みにじっている」「差別を助長したいの?」という批判や、介護の現場からも「配慮は心がけているが、人手不足で現場が回らないのが現実」という意見が寄せられたという。

 8年間介護のアルバイトをしてきたりんたろー。はこの問題について「一番尊重されるべきなのは、介助を必要とされる方の意思だと思うんですよ、そこは大前提として。ただ、僕がバイトをやっているときも、こういうことってもちろんあって。僕が入れないパターンもあったし、逆に男性の要介助者に女性が入れないということもありました。いつもは大丈夫なんですけど、認知症の症状が出て駄目だったこともありました」と、自身の経緯を交えて語る。

 「現場はそうも言ってられない状況が現実として、めちゃくちゃあって。そもそも、男性がいない日もざらにあるんですよ、少ない業界ですから。そういう中で、着替えから入ってみましょうかってなって、だんだん僕に慣れてくれて、お風呂に入れるようになった方もいるんですよ。本当に人手不足なので、それを改善していかないと、どうにもならないと思いますね」と、根本的な対策の必要性を訴えていた。

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