「どうする家康」瀬名直伝“薬草マニア家康”&浜松爆誕も…ネット戦慄「地獄」「鬼脚本」「今から泣ける」

[ 2023年4月27日 06:00 ]

大河ドラマ「どうする家康」第15話。瀬名(有村架純)と離ればなれになる徳川家康(松本潤)は…(C)NHK
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は今月23日、第15話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第15話は「姉川でどうする!」。近江・姉川を挟み、浅井長政(大貫勇輔)との決戦が迫る中、先陣を務める徳川家康(松本潤)のもとに裏切りを呼び掛ける密書が届く。このまま織田信長(岡田准一)に従うべきか?家臣の中でも意見が分かれ、紛糾。そこへ織田軍から家康陣へ銃弾が撃ち込まれる…という展開。

 織田・徳川連合軍VS浅井・朝倉連合軍の「姉川の戦い」(元亀元年、1570年)が描かれた。

 織田・徳川軍は浅井・朝倉軍を撃破。家康は信長の指示に従い、居城を三河・岡崎から遠江・引間へ。薬草の煎じ方を瀬名に教わりながら、離ればなれになる寂しさに涙した。

 馬を引くという意味の「引間」は、名前も縁起が悪い。瀬名は「かの地は、松の木々が立ち並ぶ浜が大層美しいことから、浜松庄と呼ばれていたそうな」。ここに「浜松」が爆誕した。

 家康は「薬草マニア」「健康オタク」としても知られる。SNS上には「薬マニア家康誕生の瞬間」「この薬作りが一生のライフワークに…長生きの秘訣」「瀬名ちゃんが家康に薬の作り方教えてて、血の気が引いた」「ああ…家康の薬好きはこういう設定にしたのか。相変わらずの鬼脚本だ」「薬の作り方まで教えてる描写を入れる古沢脚本の地獄さ」「今から泣ける」「晩年、薬を煎じる時に何を思っていたのか」などの反響。「築山事件」(天正7年、1579年)を連想し、震える視聴者も相次いだ。

 「悪女説」もある瀬名(築山殿)だが、仲睦まじく描かれる今作の2人。今後の展開が注目される。

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