爆問田中　決勝で大谷が胴上げ投手　同僚トラウトを…伝説の瞬間に期待　準決は村上活躍を“予言”

ペッパーミルパフォーマンスを披露する爆笑問題・田中裕二（撮影・尾崎　有希）
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　ついに3大会ぶりの優勝に王手をかけた侍ジャパン。大の野球好きの「爆笑問題」田中裕二（58）が、22日に運命の一戦を迎える侍戦士たちにエールを送った。本紙での“予言”通り、村上宗隆が完全復活。大一番のキーマンに挙げたのは――。やはり、あの男だ。

　自宅で見ていて思わず興奮してしまいました。最初は苦しかった。5回に岡本和真の大飛球をメキシコのレフトにはばまれた時は、完全に流れを持って行かれたと思いました。

　それでもナインは諦めなかった。吉田の3ランで流れが完全に変わったね。2点を追いかける展開になっても、代打の山川が執念の犠牲フライ。この1点が大きかった。源田も3バントからよくつないだ。みんなでもぎ取った1点だった。

　最後に試合を決めてくれたのはやはり村上。「必ず復活する」ってずっと言っていたでしょ。信じていました。これで侍ジャパン全員のピースがつながった形。あとは一丸で戦うのみ。優勝はもう目の前ですから！

　泣いても笑ってもあと1試合。当然、日本も米国も総力戦になることは間違いない。そんな中で気になるのは“投手大谷”の存在。これまで「エンゼルスのチーム事情で、準決勝、決勝では投げることはない」とニュースになっていたけれど気がついたらそんな報道も見なくなった。そして栗山監督も大谷本人も登板の可能性を否定していない。何か“におわせ”ている気がする。米国戦での登板。もしかしたらあるんじゃないかな。

　もちろん打線にも期待したい。米国の選手は一発があるから点の取り合いになったらてごわい。でも今大会を見ているとかなり失点も多い。投手戦になった場合は日本に分があるんじゃないかな。

　勝敗予想はズバリ「4―3で勝ち」。山川と村上が点を取ってくれると思う。そしてこれまで代打出場だった山川の一発も見られたら最高だね。巨人ファンとしてはやはり岡本和の存在は大きい。活躍すればヒーローインタビューもあるはずだから、ローンデポ・パークで「最高です！」と叫んでもらいたい。
　
　ついに残り1試合。もうWBCを楽しめなくなるのかと、どこかで寂しい気持ちもある。もし、9回に大谷が登板して、同僚のトラウトを空振り三振でゲームを締めたら…。そんな伝説の瞬間を期待してしまうよね。今大会はファンもそうだけれど、何よりも選手たちが楽しそう。このままの勢いで優勝だ！