杉谷拳士氏　侍ジャパンにありがとう「世界一おめでとうございます！やっぱり、野球は最高だ」

杉谷拳士氏
Photo By スポニチ

　昨季限りで現役を引退した元日本ハムの杉谷拳士氏（32）が22日、自身のインスタグラムを更新。第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で世界一に輝いた侍ジャパンについてつづった。

　「感謝」と書き出した杉谷氏は「世界一おめでとうございます！今野球にありがとうと伝えたいです（ありがとう）。新しい世界に挑戦したことで、沢山の縁を頂き、野球を外から見る機会に、初めて恵まれました。選手達の取り組みは、新しい発見、学びの連続で。栗山監督の選手を信じる力と想う心が、新たな一歩を踏み出す勇気になりました。僕も前に進ませて貰ったひとりです」とつづった。

　さらに「日を追うごとに成長する侍ジャパンに、皆さんの声援が重なって響き合って。スポーツの輪の広がり、繋がる力を、肌で感じました。やっぱり、野球は最高だ。この感動を、世界中のみんなと分かち合いたい。沢山の人が野球をしたり、観たり、携わったり出来る、挑戦に溢れる世界にするために全速力で前進します」と続け、最後は「栗山監督お疲れ様でした」とハッシュタグをつけて締めた。

　この投稿に「いつか監督に！？」「杉谷さん、会見立派でした」「無職の、杉谷さんのインタビュー最高でした」「野球は最高！！杉谷も最高！」などの声が多数寄せられている。

　杉谷氏は決勝戦後、代表宿舎に全員がそろって行われた記者会見で「無職の杉谷拳士です。会見場にまぎれこんでしまいました。申し訳ございません」と切り出し、質問した。日本ハム時代の元チームメートでもあった大谷には「私、侍ジャパンと常に一緒に戦っていたのですが…まだ一言も話してもらえてないんです。私のこと覚えてますか？」と問いかけたが、大谷に「まあなんとなくは…はい」と軽くいなされ、会見場は笑いに包まれた。