古舘伊知郎“猪木さん、楽になったね…”故人と対面し語りかけたこと「闘魂は輪廻する」

古舘伊知郎
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　フリーアナウンサー・古舘伊知郎（67）が1日に自身のYouTubeチャンネルを更新。同日に79歳で死去したアントニオ猪木（アントニオいのき、本名・猪木寛至＝いのき・かんじ）さんを追悼した。

　黒いスーツに身を包み、画面に現れた古舘は「今朝、敬愛してやまない猪木さんの訃報が届きました。関係者の方々も大変だろうし、ちょっと引いていた方がいいかなと思ったんですけど。でも、たまらなくなって、夕方会いに行きました」と、猪木さんの自宅に弔問したことを明かした。

　「一つ嬉しかったのは、すごく死に顔が綺麗だったんです。ここ数年の猪木さんの苦しみを、私は時おり見てきたので“あぁ、猪木さん、楽になったね…”と思いました。もちろん、周りで介護していただいた方には感謝ですけど、相当猪木さんは辛かったので。なんだか、昔の猪木さんに出会えたような気がしました」と、故人を偲んだ。

　「お線香をあげながら、僕はこう語りかけました。“猪木さん、しばし休んでください、しばしですよ。やっぱり闘魂は輪廻すると思うんですよ。誰に受け継がれるかなんて、さっぱり分かりません。だけど、猪木寛至という人が死んでも、アントニオ猪木の闘魂は誰かに何らかのかたちで受け継がれていくと思うんです。僕も猪木さんに感謝しかないけど、ちょっとだけ休んでください”って。額に手を当てて、ありがとうございましたと言わせていただきました」と、語っていた。