円楽さんに続き猪木さんも…連日の巨星訃報にネット消沈「昭和がどんどん遠くなってくよ」

[ 2022年10月1日 15:36 ]

アントニオ猪木氏(2006年7月16日撮影)
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 元プロレスラーで参院議員を2期務めたアントニオ猪木さんが1日、死去した。79歳。横浜市出身。9月30日には、笑点の大喜利などで活躍した落語家の六代目三遊亭円楽さん(享年72)が肺がんのため死去。昭和を代表するエンタメ界の巨星の訃報が続き、SNSも悲しみにあふれた。

 ツイッターには「昨日は円楽さん、今日は猪木さんとショックです」「円楽師匠に猪木氏、次々といい人たちが亡くなってしまう…」「アントニオ猪木なくなりはったんか……昨日の円楽さんにつづいて悲報おおいな…」と、残念がる声が次々と寄せられた。

 新日本プロレスを立ち上げて数々の名勝負を繰り広げただけでなく、平和の祭典などでプロレスを世界へと広めた猪木さん。円楽さんは国民的演芸番組「笑点」で、45年にわたり大喜利に出演、お茶の間に笑いを送り続けた。ジャンルは違えど、昭和から平成、令和へと元気を届けた偉人たちの連日の悲報。「円楽師匠に猪木さん。昭和がどんどん遠くなってくよ。合掌」「円楽さんも猪木さんも大変残念です 昭和で大変活躍された御二方でしたから‥落語もプロレスも後世に伝えてこられた偉大な御二方」と、時代の移り変わりを嘆く声もあった。

 一方で、「楽ちゃんは天国で五代目円楽師匠と林家こん平師匠に囲まれ歌さんをいじりながら大喜利して、アントニオ猪木さんは、ジャイアント馬場さんと試合でもしてそう」と、天国での2人の姿を想像するツイートもあった。

 円楽さんは脳梗塞に肺がん、猪木さんは難病の全身性アミロイドーシスと、ともに晩年は病との闘いだった。「病と戦う姿を隠す事なかったお二人。生き様を見せてもらいました。生前の姿を忘れません。笑った、闘った」と、最後まで病気と向き合った2人の人生をたたえる書き込みも見られた。

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