いとうあさこ「すごいショックだった」“ジェネレーションギャップ”感じた瞬間とは

[ 2022年10月1日 17:40 ]

お笑いタレント、いとうあさこ
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 お笑いタレント、いとうあさこ(52)が1日、パーソナリティーを務める文化放送「ラジオのあさこ」(土曜前7・00)に出演。「ジェネレーションギャップ」にショックを受けたことを明かした。

 40代男性リスナーからのメッセージをキッカケに、故・大林宣彦監督が故郷の広島県尾道市を舞台にメガホンを取った映画「転校生」についてトークを展開。1982年に公開された同作品は、神社の階段から一緒に転がり落ちたことをきっかけに互いの体が入れ替わってしまった中学生の男女が巻き起こす騒動を描いた青春名作。いとうはドンピシャ世代であり、世界観に憧れたという。「(主演は)尾身としのりさんと小林聡美さんでね、階段ゴロゴロ。四国にロケに行くたびに“この階段だね?”“この神社のかな?”みたいなことになってくるわけですよ」としみじみ。

 いとうにとって、男女の体が入れ替わる映画と言えば同作品であるが、共演する20~30代のタレントとジェネレーションギャップを感じるという。「前に(女性お笑いコンビの)ガンバレルーヤとかとロケしている時に、すぐに作品が分かるヒントを出す映画クイズみたいなのが流行って。まひるが“男と女が入れ替わる…”とヒントを言ったぐらいのところで、私が“転校生!”って言ったら、“はぁ?えーと”つって…」と周りは知らなかったとし、「で(正解を)聞いたらアニメの『君の名は。』だった。前前前世だった…。確かに(ヒントで)階段を転げ落ちるとか言わなかったけど、すごいショックだったよ」と打ち明けた。

 16年公開の新海誠監督による長編アニメ「君の名は。」は、接点のなかった高校生の男女が時空を超えて入れ替わるようになり、彗星落下で壊滅する町の住民を救うという壮大な青春ラブストーリーで、爆発的ヒットを記録した。いとうは「男女が入れ替わる映画といえば、私はダントツで転校生。いや意地は張らないよ?確かに『君の名は。』もそうなんでけど…」と認めた上で、ガンバレルーヤたちとのクイズ大会を振り返り、「ちょっとくやし、恥ずかし、朝帰りですよ。なんであんなに元気に“転校生”って言っちゃったんだろう?いや良いんですよ。この時代に素晴らしき映画を見たと心に留めておけば良いんですから」と、ポジティブに締めくくった。

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2022年10月1日のニュース