橋本愛 「入り込み過ぎるよ」心配してくれた大女優の言葉を聞き涙「本当に人としても女優さんとしても…」

[ 2022年10月1日 13:06 ]

橋本愛
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 女優の橋本愛(26)が9月30日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。女優の樹木希林さん(18年死去、享年75)が語った言葉を知らされ、涙ぐむ一幕があった。

 橋本は樹木さんが出演した12年の映画「ツナグ」に出演。MCの笑福亭鶴瓶はかつて樹木さんを番組で取材したことがあるとし、「樹木希林さんが愛ちゃんのことを言うてたんや。“(主演の)松坂(桃李)くんは心配ない。橋本愛は(役に)入り込み過ぎるよ”って。“だから、愛ちゃんの方が心配や”って」と当時の樹木さんの言葉を明かした。

 橋本が「そうなんですね」と笑いながら涙を流すと、鶴瓶は「それをずっと言うてたもん。桃李がゲストやったから、桃李の話を聞きに行ったら、“私は愛ちゃんが心配や、入り込み過ぎるんや”って言うんや。気にしてくれてたんやなあ」と続けた。

 橋本は意識せず入り込んでしまうのかと聞かれると、「いやもう『ツナグ』の当時はそれこそお芝居が全然できなくて、監督にも何度も何度もってやっていて、その中でどんどん自分が解放した瞬間があって。演じているっていうより、自分がそうなってるって感覚にたぶんおよそ初めてなれたぐらいの作品だったんですけど」と振り返った。

 樹木さんとの関わりについては「樹木さん現場に来てくださっていて、その時。一緒にお芝居をするっていうシーンはなかったんですけど」と回顧。「本番中に誰かのいびきが聞こえて、監督が“誰や今の!”って言ったら樹木さんが寝てて。“樹木さんのいびきです”って言ったら監督何も言わずに座る、みたいなのもあったりとかして」と笑わせたが、「でも樹木さんは本当に人としても、女優さんとしても…」と感謝の思いを口にした。

 また「そんなふうにご一緒した時にお話することがそんなになかったので、そんなに気にかけてくれて…」と話すと、鶴瓶は「それを長いことたって、樹木さんもお亡くなりになったんやけど、愛ちゃんにそう言うてたなというのを思い出すっていうのも、これ凄いよな、考えたら」としみじみ。橋本は「巡り巡ってこう…なんだろう、震えますね」と感激していた。

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