郷ひろみ デビュー50周年式典で感激の涙 ファンに誓った「みなさんのためだけに歌っていく」

[ 2022年8月29日 20:49 ]

<郷ひろみレコードデビュー50周年記念式典>ファンへの感謝を話す郷ひろみ (撮影・光山 貴大)
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 歌手郷ひろみ(66)が29日、東京・品川のソニーグループ本社で開かれたレコードデビュー50周年式典に出席した。

 「GO」にかけて50人のファンを招待し、午後5時50分に開始された式典。あいさつの途中、郷はファンを見て感極まった。「何よりも…大切なファンの人に感謝の気持ちをお伝えしたい。50年間も支えてくれて本当にありがとう」と言葉を詰まらせ、「これから僕はみなさんのためだけに歌っていこうと思います」と約束した。

 1972年8月1日にCBSソニー(現ソニー・ミュージックエンタテインメント)から「男の子女の子」でデビューして以来、一貫してソニーに所属。同社からデビューし、今も契約が続いている歌手の中では郷が最も古い。「(50周年は)ソニーという会社がずっと存在してたからこそ到達できた。ファンの方が僕のことを支えてきてくれたからこそ存在できる」と周囲への感謝を語り、「僕自身こうして自分が存在している意義というのを改めて考えるし、この意味をこれからも大切にやっていきたいと思っています」と気持ちを新たにした。

 生涯現役を目標にする郷にとっては、50年もひとつの通過点。「“50年やってきたな”という感覚はない。郷ひろみを続けてきただけ」と振り返り、「僕の中でいい郷ひろみをイメージして、そこに向かって歩んでいきたい」と語った。報道陣に「現存する最古の“ソニー製品”では?」と質問されると「僕に関しては永久保証ですから」と笑い、「とにかく1日でも長く歌えるようにしていきたい」と力を込めた。

 ミニライブでは代表曲「2億4千万の瞳―エキゾチック・ジャパン―」や、最新曲「ジャンケンポンGO!!」などを4曲を披露。最後は「大好きな歌を届けたい」と話し、「男の子 女の子」を歌唱した。

 12月21日にオールタイムベスト盤を発売し、5日後の26日に日本武道館で50周年記念コンサートを開く。「50周年だから50曲歌うのかな」とおどけ、「50周年の締めくくりに最高のショーをお届けしたい」と意気込みを語った。

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