矢沢永吉の生きざまに魅了された 2日目も“永ちゃんファン”それぞれの「MY WAY」

[ 2022年8月29日 05:00 ]

矢沢永吉 デビュー50周年記念公演

熱唱する矢沢永吉(C)HIRO KIMURA
Photo By 提供写真

 矢沢永吉(72)のデビュー50周年公演2日目も、多くのファンが足を運んだ。矢沢の歩みとともに、それぞれの人生あり。訪れた人たちに、熱すぎる思いを聞いていく――。

 【林正さん(70)雪江さん(69)】神奈川県の林正さん(70)雪江さん(69)夫婦は、ともに矢沢が「キャロル」でデビューした当時から応援。“YAZAWA婚”から47年目。正さんは「夫婦生活は、永ちゃんとともに歩んできたよ」と話した。

 雪江さんは3年前に趣味のロードレース中に頭を強打し、生死の境をさまよった。「私が目を覚まさない間、ずっと病室で永ちゃんの曲を流してくれた」と言うと、正さんは「『レイニー・ウェイ』とかね。死んじゃうんじゃないかって、不安だった」と振り返る。その後、失語症など後遺症はあるものの、奇跡的に回復。雪江さんは「諦めたらダメって永ちゃんから学んだし、支えてくれた夫のためにも生きていきます」と笑い合った。

 【八木祐之介くん(7)靖秀さん(56)】千葉県から来た八木祐之介くん(7)は、将来は「永ちゃんになりたい」と夢を語る。ファン歴40年の父・靖秀さん(56)の影響で好きになった。「大人になったらバイクの免許を取って、ハーレーに乗りたい!」と目を輝かせた。当然、靖秀さんのファンぶりは筋金入りで、今年4月に生まれた娘に矢沢の曲名にちなんで「麻里亜(まりあ)」と名付けるほど。息子の姿を見て、「永ちゃんは人生のバイブル。そんな男になってくれたらうれしい」と頭をなでた。

 【遠藤直弥さん(25)】熱い魂は、若い世代にも受け継がれている。遠藤直弥さん(25)は、弟の宏太さん(22)、友人の浜崎博充さん(24)とともに、裸に白スーツ姿で会場入りした。静岡県出身の直弥さんは、矢沢の生き方に感銘を受け“成りあがり”を目指し約6年前に上京。現在は営業マンをしながら「都会の風よ」を原動力に、仕事にまい進している。「いつかBIGな男になりたいと思います!」と熱く語っていた。

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