陣内友則 緻密なネタ作りの裏側 「映像は相方。自分はまったく映らずにロケに行ってることも」

[ 2021年9月9日 11:10 ]

陣内智則
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 お笑い芸人の陣内智則(47)が8日放送のテレビ朝日系「お笑い実力刃」(水曜後11・15)にゲスト出演。ネタ作りの裏側を明かした。

 陣内がツッコむ映像やネタ案を考えるのが「チーム陣内」。陣内がブレークするきっかけとなったお笑い番組「エンタの神様」の元ディレクターが現在演出担当を務め、ネタ案を持って来たり、台本を修正する作家、映像制作を担当する原田専門家で構成されている。

 ネタ作りは事前の準備が肝心なだけに、細部にわたって詰める。演出担当は「陣内さんのボケを10から15個出して、話し合いながら映像も決めていく。1日1個できるかどうか。できない日もあるので10個集めるとしたら10回打ち合わせしていく」といい、「流行りに寄らないもの、みんながわかるようなもの普遍的なもの」をテーマに選んでいくという。

 陣内は「昔はとがってたり、シュールなネタに憧れたけど。これは俺じゃないなって気づいて。みんながわかる設定で、みんなが経験したことをやろうと。あとは、一人じゃないと意味がない設定で。1人じゃないといけない状況は何かと考えていく」とした。

 映像や音の出るタイミングなどがカギになるため、原田専門家は「本当に細かい間を詰めてくれと言われますね。画の出るタイミングとか音は1フレーム2フレームごとに調整するのが本番ギリギリまで続く」と明かした。

 陣内は「アドリブがきかないから、そこまで決めていかないとアカンなと。映像は相方だと思ってる」。映像にロケが必要になった場合は「一緒に行ってることもあります。僕が監督だからタイミングとか見たい。自分はまったく映らずにロケに行ってることもある」とこだわりを見せた。

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2021年9月9日のニュース