上地雄輔 米子松蔭にサヨナラ負けの境ナインにエール「きっと勝利より大きな物を手にしてる」

[ 2021年7月21日 16:42 ]

上地雄輔
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 タレントで歌手の上地雄輔(42)が21日、自身のツイッターを更新。コロナ禍による出場辞退から一転、試合出場となった米子松蔭がこの日行わた全国高校野球選手権鳥取大会2回戦で逆転勝ちを収めたことを受け、対戦相手の境へメッセージを送った。

 試合は、境が6回までに2点のリードを奪うも、米子松陰が9回に山崎泰輝(3年)の左前適時打で1点差に。さらに2死満塁から4番・小野陽一朗(3年)の左前2点適時打で劇的な勝利を飾った。

 上地は惜しくも敗れた境ナインへ向けて「境高校はきっと勝利より大きな物を手にしてると思うし願います お疲れ様、ありがとう、いっぱい遊んだり学んだり、親孝行してね サヨナラ負けして甲子園に行けなかったやつより」とメッセージ。自身も名門・横浜高校(神奈川)時代の最後の夏、県大会決勝で悔しい思いをした経験から、甲子園に届かなかった球児たちへ温かいエールを送った。

 春の県大会の優勝校の米子松蔭は、第1シード校として17日の2回戦から登場する予定だったが、学校関係者1人が新型コロナウイルスに感染したことが判明したため出場を辞退。いったんは境の不戦勝となった。翌18日、米子松蔭の西村虎之助主将が「何とか出場する道を模索していただけませんか?」とツイッターに投稿したことを受け、各界の著名人も続々と反応。米子松蔭も再出場の救済措置を求める嘆願書を県高野連に提出し、19日には県高野連が米子松蔭の出場容認を発表した。境が“再試合”を了承してこの日の試合が実現したことについて、この日の試合後、米子松蔭の塩塚尚人監督は「相手の境高校さんが受け入れてくださったこと、そこに深く感謝しています」と話していた。

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2021年7月21日のニュース