「ちむどんどん」山田裕貴 教員仲間・川口春奈と恋仲?「なつぞら」の北海道から真逆、未訪問の沖縄へ

[ 2021年6月8日 12:17 ]

来年2022年前期のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」にレギュラー出演する山田裕貴
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 俳優の山田裕貴(30)が来年2022年前期のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」にレギュラー出演することが8日、同局のドラマ公式ツイッターで発表された。2019年前期「なつぞら」以来、3年ぶり2作目の朝ドラ出演。女優の黒島結菜(24)演じるヒロイン・暢子(のぶこ)の姉・良子(川口春奈)の友人・石川博夫役を演じる。

 タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心胸・心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。現在放送中の21年前期「おかえりモネ」、21年後期「カムカムエヴリバディ」に続く朝ドラ通算106作目。来年、本土復帰50年を迎える沖縄を舞台に、沖縄料理に夢をかけるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)と個性豊かな4兄妹、本土復帰からの歩みを描く。

 映画「パッチギ!」「フラガール」など知られ、14年後期の朝ドラ「マッサン」を手掛けた羽原大介氏(56)がオリジナル脚本で約8年ぶり2度目の登板。1960年代に沖縄本島北部「やんばる地方」のサトウキビ農家に生まれた暢子は沖縄本土復帰の72年、子どもの頃に心を奪われた西洋料理のシェフを目指して上京。「東京で沖縄料理の店を開きたい」と夢を抱く。

 山田が演じる石川博夫は、暢子の姉・良子の学生時代からの友人。比嘉家の暮らす村からバスで30分ほどの町で、良子と同じく教員をしている。父も祖父も教員だった。勉強熱心で、生真面目な性格。学生時代に勉強会を催し、良子たちと交流。良子とは、どこか男女としてもお互いを意識している。

 父はプロ野球・広島の山田和利2軍内野守備・走塁コーチ(56)。父も祖父も同じ教員という役に、山田は「親のプレッシャー、これには自分も重ねつつ(笑)。だからこそ、お芝居ではなく役を生きることができると思うし、戦後の60年代、70年代のまだ家柄や家族の関係に上下がある時代、その中でどう生き抜いていくかがこの男の見どころなのかと。人間が生きていく中で、人と人、この関係性に対して、深く考えられる役になるのかと思います」と解釈。

 ヒロイン・奥原なつ(広瀬すず)の幼なじみ・小畑雪次郎役を好演した「なつぞら」は北海道が舞台。「今度は沖縄、真逆の土地ですね。愛を教えてもらった現場でした。それまで俳優は苦しまなければ、うまくなれない、強くなれないと思っていましたが現場づくり、一緒に楽しむことを教わって気がします。仲間がたくさんできたし、ほぼ全くなかった街中で声をかけていただくことも、この頃からホントに増えました。キャストさんやスタッフさんからたくさん愛を頂いた気がしました。もちろん応援してくださった皆さまにも一生忘れられません」と振り返り、感謝した。

 沖縄については「沖縄料理、大好きです。よく食べていました。昔、沖縄料理屋さんで働いていた先輩がいて、そのお店によくいっていたのですが、横で沖縄三味線を弾いてくれたりして、その時、初めてハブ酒も飲みました。これだけ思い出があるのですが、沖縄に行ったことがないんです!(笑)」と明かした。

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2021年6月8日のニュース