前代未聞? 森山未來、自転車で授賞式会場へ「近いんで…」 毎日映画コンクール表彰式

[ 2021年2月17日 17:44 ]

<毎日映画コンクール表彰式>男優主演賞を授賞した森山未來(撮影・久冨木 修)
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 「第75回毎日映画コンクール」で男優主演賞を受賞した森山未來(36)が17日、東京・目黒区のめぐろパーシモンホール(大ホール)で行われた表彰式に出席した。

 映画「アンダードッグ」では、ボクシングの元日本ランク1位から、アンダードッグ(かませ犬)に落ちぶれながらも、戦うことに執着する男を熱演。クランクインの1年前からボクシングのトレーニングを始め、実際にプロテストを受けるなど、ボクシングの世界を肌で感じて撮影に臨んだ意欲作だった。

 昨年1~2月に撮影され、11月に公開された。コロナ禍で延期や撮影の中断を余儀なくされる作品もある中、「コロナの時期をある意味、免れて公開にこぎ着けられた。運が良かった」と語った。

 「罪の声」で男優助演賞を受賞した宇野祥平(42)とは、「アンダードッグ」で共演している。劇中ではサウナ店の店員、バイトという関係だが、「その撮影がおわった後に『試合シーンにも来て下さい』と言ったら、普通にふらっと見に来てくれて」。父親役の柄本明も激励に来てくれたといい、「そのおかげでこの賞が取れているのではないかな」と感謝した。

 この日は会場に、何と自転車で来たという。「近いんで…」と明かすと、司会の生島ヒロシは「自転車で来た人、たぶん初めてですよ?」と驚いていた。

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