蒔田彩珠 最年少18歳で女優助演賞 満面笑みに司会・生島ヒロシ驚き「変化の振り幅が大きい」

[ 2021年2月17日 19:35 ]

<毎日映画コンクール表彰式>女優助演賞を授賞した蒔田彩珠(撮影・久冨木 修)
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 「第75回毎日映画コンクール」で女優助演賞を受賞した蒔田彩珠(あじゅ、18)が17日、東京・目黒区のめぐろパーシモンホール(大ホール)で行われた表彰式に出席し、喜びを語った。

 「朝が来る」は、辻村深月氏の同名小説を、河瀬直美監督が映像化。蒔田は、中学生ながら子供を出産し、特別養子縁組制度で子宝に恵まれない夫妻(井浦新、永作博美)に子供を託す少女ひかりを、迫真の演技で表現した。

 鮮やかなブルーのドレス姿でステージに現れた蒔田は、「公開が延期された時は、『朝が来る』という作品が皆さんに届くのかと不安もあったんですけど、こうしてトロフィー、賞という形に残るもので評価していただいてうれしいです」と満面の笑み。銀幕の中で見せたシリアスな表情とは対照的な姿に、司会の生島ヒロシも「変化の振り幅が大きいですね」と驚くほどだった。

 18歳での同賞受賞は、90年に「櫻の園」で受賞したつみきみほの19歳を更新する最年少記録。「海外の女優さんって、最後まで『この作品のこの人だったんだ』と分からないことがある。それって役者さんとしてかっこいいと思う。私もそうなりたい」と大きな夢を掲げ、憧れの女優にアン・ハサウェイを挙げていた。

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2021年2月17日のニュース