松島トモ子 ライオンの10日後にヒョウにも襲われた「“ヒョウの部”あると知ってたら戻らなかった」

[ 2021年1月16日 19:41 ]

歌手で女優の松島トモ子
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 女優・松島トモ子(75)が、16日放送のNHK・BSプレミアム「たけしのこれがホントのニッポン芸能史」(後6・00)にVTR出演し、ライオンにかまれてケガをしたケニアでのロケを振り返った。

 松島は86年、ドキュメンタリー番組の取材で、動物の保護活動家の男性を訪ねた。「英語をしゃべれる、動物が大好きということで選ばれた」といい、「その時は『わあ、うれしい』って大喜びして」と振り返った。

 首都ナイロビの動物保護区で、餌付けされていて安心と聞いていたライオンの群れを見ていると、背後からライオンの気配がしたという。「ひた、ひた、ひたと近づいて来て。あまり怖くなかったんですよね、ライオンが近づいてくるのが」と、ライオンのぬいぐるみを使いながら状況を解説。しかし、顔と顔を突き合わせるほどの近くに来たライオンに驚き、絶叫したという。

 ライオンに突き飛ばされて失神した松島は、10メートルほど引きずられ、右肩をかまれるなどして大けがを負った。飛行機に医者を乗せたフライングドクターは朝にならないと飛ばないため、激痛に耐えながら一夜を過ごしたという。

 その10日後には、ヒョウに襲われて再び首などをかまれ負傷。「右の耳でガリガリって、首の骨が砕ける音がした」と生々しく語り、「1ミリ場所が違っていたら、死んでたか、全身まひになってたか」と九死に一生の瞬間を振り返った。

 再び同じ病院に運ばれると、看護師に「あ、この人また来た」と驚かれたそうで、松島は「面目ないな」と思っていたことを明かした。1回目に搬送された際には、10日間の入院を勧められたが、3日で退院してロケに復帰していた。「次に“ヒョウの部”があるって知ってたら、(ロケに)戻らなかった」と、ジョークをまじえながら振り返っていた。

 松島の事故をビートたけし、明石家さんまがコントのネタにしたことを後で聞いたといい、「やって下さったのはうれしかった。そりゃ、やるだろうなって」と話していた。

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2021年1月16日のニュース