榊原郁恵「61歳のヒロインでーす」テレ朝・スーパー戦隊シリーズで史上最年長

[ 2021年1月16日 05:30 ]

テレビ朝日のスーパー戦隊シリーズ最新作「機界戦隊ゼンカイジャー」で史上最年長ヒロインを務めることになった榊原郁恵は会見で笑顔
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 テレビ朝日のスーパー戦隊シリーズ最新作「機界戦隊ゼンカイジャー」(3月7日スタート、日曜前9・30)の制作発表が15日、オンラインで行われた。同シリーズ初出演となる女優の榊原郁恵(61)が、45作目にして史上最年長となるヒロインを務めることが発表された。

 戦隊シリーズは主人公たちがヒーローに変身し、団結して悪に立ち向かう物語。例年はヒーロー変身前の女優がヒロインを務めたが、今回は主人公である1人の人間と、4体のロボットが戦隊を組む異色の設定で、戦隊に人間の女性がいない。そこで主人公の祖母で、戦隊の憩いの場となる駄菓子カフェの店主を演じる榊原に白羽の矢が立った。

 会見では「61歳のヒロインでーす」と元気にあいさつ。「主人公のお母さん役、と言いたいところですが、おばあちゃんです」とはにかんだ。予告映像では銃を構える場面もあり「基本的には(戦隊の)みんなを見送る感じですが、1年やってますから、手が足りなければ“ばあちゃん戦隊”が出てもいい気がする」とノリノリだ。

 主人公を演じるのは俳優の駒木根葵汰(こまぎね・きいた、20)。事務所の大先輩でもある榊原の魅力について「現場にいると和む。さすがヒロインというか、アイドルというか」と笑顔。最年長ヒロインとロボットという、濃いメンバーに囲まれ「みんなの個性が強すぎて、僕がかすんでしまうんじゃないかと心配。負けないように全力全開で頑張ります」と気合を込めた。

 また97~98年に「ウルトラマンダイナ」で主演したつるの剛士(45)が主題歌を歌うことも発表。「ヒーローに垣根はございません。ウルトラマンと戦隊の主題歌をやらせていただき男冥利(みょうり)。あとは仮面ライダー」と“3冠”へ意欲を見せた。

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