国際アマチュア・ペア碁選手権 上野姉妹対決は姉・愛咲美の勝ち

[ 2020年12月7日 05:30 ]

姉妹対決となった妹の上野梨紗ペア(右)と姉の上野愛咲美ペア
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 囲碁の「第31回国際アマチュア・ペア碁選手権大会」が6日、都内で行われ、上野愛咲美女流本因坊(19)と妹の梨紗初段(14)の姉妹対決が行われた。

 梨紗は若手プロ棋士が争う「ペア碁俊英トーナメント戦」に福岡航太朗初段(14)と組んで出場。決勝では序盤、相手ペアのミスを逃さず攻め続け129手で中押し勝ちし優勝した。続くトップ棋士との記念対局で愛咲美、芝野虎丸王座・十段(21)ペアと対戦。一進一退の攻防の末、勝負どころでチャンスを逃し170手で中押しで敗れた。

 優勝で来年6月のワールドカップ大会出場を決めた梨紗だが「虎丸先生が特に強かった」と敗れた悔しさを隠しきれない様子。愛咲美は「息の合った強いペアでした」と余裕を見せていた。

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2020年12月7日のニュース