宮本亞門氏、演出手掛ける東山主演舞台でコロナ感染者「『謝らないで』とお願いしました」

[ 2020年12月7日 11:06 ]

演出家の宮本亞門氏
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 演出家の宮本亞門氏(62)が7日、自身のツイッターを更新。演出を手掛ける舞台「チョコレートドーナツ」の公演が、新型コロナウイルスの感染者が出たことで延期となったことに思いをつづった。

 主要キャスト1人、端役キャスト1人、スタッフ1人の計3人の陽性が確認された。主演の東山紀之(54)や共演の谷原章介(48)は陰性。東京・渋谷のパルコ劇場で、7日に初日を迎える予定だった。

 「初日延期でお手数をおかけしています。温かい励ましの言葉に一同、感動しております」と書き出して投稿。「お陰様で感染者3人とも軽症と無症状で回復に向かっています」と報告し、「3人とはメールで連絡しあって『謝らないで』とお願いしました。本人たちこそ可哀想な被害者で何一つ悪いことはしていない」とつづった。

 さらに連続投稿では「悪いのはコロナウイルスで、心を痛める必要はないと。ですから、焦らず療養に努めてもらっています」とし、「コロナ禍の中で生きるということは感染している、いないに関わらず、私たちの人間性が試されているのかもしれません。どうぞ、皆さんもくれぐれもお気をつけて」と呼びかけた。

 今作は、2012年に公開されヒットした同名映画を世界で初めて舞台化。ゲイカップルがダウン症のある少年を育てる物語で、宮本氏が演出を務める。東山がショーパブのダンサーを、そのパートナーを谷原が演じる。

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2020年12月7日のニュース