【明日12月8日のおちょやん】第7話 失敗続きの千代、使い先で門前払い、先輩からは面倒を押し付けられ

[ 2020年12月7日 13:00 ]

連続テレビ小説「おちょやん」第7話。シズの娘・みつえにお弁当を届けに来た千代(毎田暖乃)(C)NHK
Photo By 提供写真

 女優の杉咲花(23)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は8日、第7話が放送される。

 岡安のお茶子として、ひと月で仕事を覚えなければおかみのシズ(篠原涼子)に追い出されてしまう…。そんな不安の中で始まった千代(毎田暖乃)のお茶子修行は、失敗の連続。シズの娘で同い年のみつえからは説教を受け、岡安の商売敵・福富の女将の菊(いしのようこ)には門前払い。かめ(楠見薫)を中心とする岡安のお茶子の先輩からは、面倒なことを押しつけられる日々。気がつけば、銭湯にも間に合わず、一日が終わる…。

 朝ドラ通算103作目。タイトルの「おちょやん」は“おちょぼさん”が訛り、茶屋や料亭などで働く小さい女中さんを意味する大阪ことば。女中奉公の8年間がヒロインの原点になっていることの象徴として採用された。TBS日曜劇場「半沢直樹」(2013年)「下町ロケット」(15年)「陸王」、テレビ朝日「家政夫のミタゾノ」などのヒット作を生んだ脚本家の八津弘幸氏(49)が手掛け、朝ドラ初挑戦となるオリジナル作品。明治の末、大阪・南河内の貧しい家に生まれた少女・竹井千代(杉咲)が芝居の世界に魅了されて女優を目指し、のちに「大阪のお母さん」と呼ばれる上方のコメディエンヌになる姿を描く。

 主題歌はシンガー・ソングライターの秦基博(40)が書き下ろした「泣き笑いのエピソード」。語りは落語家の桂吉弥(49)が黒衣(くろご)役(観客からは見えないという約束事の下に舞台上に現れ、芝居の手助けをする人)として務める。

続きを表示

この記事のフォト

2020年12月7日のニュース