新海誠監督「天気の子」も1・3テレ朝で地上波初放送!「君の名は。」に続き 天気つながり依田司氏が発表

[ 2020年12月7日 07:45 ]

来年1月3日にテレビ朝日で地上波初放送されることが決まったアニメ映画「天気の子」(C)2019「天気の子」製作委員会
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 日本を代表するアニメーション監督・新海誠氏(47)による昨年のNo.1ヒット映画「天気の子」(昨年7月公開)が、来年1月3日午後9時からテレビ朝日で地上波初放送されることが決定した。本編ノーカット版になる。7日、気象予報士の依田司氏(54)が同局「グッド!モーニング」(月~金曜前4・55)生放送内のお天気コーナーで“テレ朝の天気の子”として発表した。テレ朝は2018年1月3日の「君の名は。」(16年8月公開)に続き、新海アニメを地上波初放送する。

 新海監督は「『このままでは、いつか世界は大変なことになってしまう』そんな漠然とした不安を、実は皆、ずっと感じ続けていたような気がします。2019年夏、『天気の子』の物語を作った理由も、そんな暗い予感にすこしでも抵抗したかったからでした。そしていま、我々の社会はあの頃には想像もしなかった困難の中にあります。『降り止まない雨の中になんとか光を見出そうとする』この物語が、2021年の視聴者の方々にもすこしでも楽しんでいただけるのならば、それに勝る喜びはありません」とコメントした。

 観客動員1000万人、興行収140億円を突破し、邦画・洋画を通じて国内の19年興行収入ランキング1位に輝いた「天気の子」。第43回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞も受賞した話題作が新春にお目見えする。

 異常気象による長雨が続く夏、離島から家出してきた高校1年生の少年・森嶋帆高(醍醐虎汰朗)が、東京の片隅で1人の少女に出会ったことから始まるストーリー。その少女・天野陽菜(森七菜)には「祈るだけで晴れをもたらすことができる」という不思議な力があり、2人は運命に翻弄されながらも、自らの生き方を選択していく。

 切なく繊細なストーリーと圧倒的な映像美による“新海ワールド”が展開され、日本のみならず世界中の観客を魅了。醍醐虎汰朗(20)森七菜(19)というフレッシュな2人が瑞々しい演技で心の揺れを表現したほか、小栗旬(37)本田翼(28)吉柳咲良(16)梶裕貴(35)平泉成(76)倍賞千恵子(79)ら実力派豪華キャストも集結。音楽は「君の名は。」に続き、ロックバンド「RADWIMPS」が担当した。

 テレ朝は興収250億円超えのメガヒットを記録した「君の名は。」も18年新春に地上波初放送し、17・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯)と高視聴率。「天気の子」の視聴率も注目される。

 ▼醍醐虎汰朗 各分野のスペシャリストの方々が集まって作り上げた素敵な作品を、今回は皆さんにくつろいで見ていただける空間にお届けできるのはすごくうれしいです。まだ劇場で観賞されていない方はもちろんですが、既にご覧になられた方も、また違った環境で鑑賞することで見え方、聞こえ方、感じ方が変わり、新鮮な気持ちで見ていただけると思います。見る時のご自身の年齢やその時の感情によっても捉え方が変わる多面的な作品です。何かを一筋に想う純粋で真っ白な気持ちを、美しい映像と音楽と共にお届けします。是非、皆さんの大切な人と一緒にご覧ください!!

 ▼森七菜 映画「天気の子」の地上波初放送が決定しました!2019年の夏、陽菜と帆高の選択に誰もが心奪われていました。帆高が大切な人を守るために一直線に走っていく姿は2020年になった今、改めて、新しい意味も込めてたくさんの方々に勇気を贈ることができると思うと、うれしい気持ちでいっぱいです。是非、映画「天気の子」と一緒によい新年をお迎えください。

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