高橋尚子さん発案「募金ラン」舞台裏 世帯視聴率11・6% 連夜で高い関心

[ 2020年8月25日 09:04 ]

「募金ラン」を走り切った高橋尚子さんと「チームQ」の土屋太鳳、吉田沙保里さん、陣内貴美子さん、野口みずきさん、松本薫さん。充実の笑顔を浮かべた(C)日本テレビ
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 日本テレビ系「24時間テレビ43 愛は地球を救う」(22日後6・30~23日後8・54)で行われた「募金ラン」の舞台裏を伝えた同局「密着!激走のウラ側 高橋尚子&チームQの募金ラン」(後9・00)が24日に放送され、平均世帯視聴率が11・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが25日、分かった。個人視聴率は6・4%。

 「募金ラン」はシドニー五輪マラソン女子金メダリストの高橋尚子さん(48)が発起人となり、走った距離に応じて募金する試み。今年はコロナ禍で、名物企画のチャリティーマラソンを行わず、形式を変えたラン企画として実施され、1周5キロのコースを走り、周回ごとにランナーが10万円を募金するという形が取られた。

 高橋さんは本番に臨む前の練習で右ふくらはぎを肉離れ。企画挑戦中も左ふくらはぎをつるなど、満身創痍だったが、当初の予定100キロを上回る116キロを激走した。

 高橋さん自ら声をかけて結成された「チームQ」も、高橋さんのランと並行する形で企画に参加。女優の土屋太鳳(25)が30キロ、元レスリング世界女王の吉田沙保里さん(37)が25キロ、バドミントンのバルセロナ五輪代表の陣内貴美子さん(56)が10キロ、12年ロンドン五輪柔道女子57キロ級金メダリストで今年2月に現役引退した松本薫さん(32)が15キロ、04年アテネ五輪女子マラソン金メダリスト・野口みずきさん(42)が40キロを走り切り、こちらも予定の110キロを上回る120キロを走破。高橋さんの230万円と合わせ、総額470万円が募金されることになった。

 2日間の「4時間テレビ」平均世帯視聴率は歴代19位タイの15・5%(個人8・8%)。瞬間最高視聴率は午後8時51分に記録した27・6%で、高橋さんと「チームQ」のメンバーが走り終えた、番組終了間際だった。異例だった「募金ラン」は、連夜で高い注目を集める形となった。

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