石田純一への報道は「度を越せばいじめと変わらない」 スマイリーキクチが苦言

[ 2020年8月25日 17:17 ]

俳優の石田純一
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 ネット上で誹謗(ひぼう)中傷を受けた経験のあるお笑いタレントのスマイリーキクチ(48)が25日、自身のツイッターを更新。俳優・石田純一(66)を巡る報道に「度を越せばいじめと変わらない」と釘を刺した。

 「石田純一さんが話題になっていますね」と書き出すと「勿論本人の自覚のなさも問題ですが、わざわざ毎回取り上げるのもどうかと。コロナ禍のストレスの吐口なのか、投下燃料のような扱いをされて今は不憫に思う」と続け「相手に非があれば好きなだけ叩いてもいいという風潮に違和感を覚えます。度を越せばいじめと変わらない」と加熱する一部週刊誌の報道に釘を刺した。

 石田は4月に新型コロナウイルスによる肺炎で入院し、その後、回復。感染前には緊急事態宣言下で沖縄県に行ってゴルフをしたり、別の場所で女性を伴う食事会に参加していたことを明かして批判されていた。回復後も一部週刊誌により「福岡で連日の宴会」や「女性の“お持ち帰り”疑惑」などが報じられ、25日も「女性自身」が「またマスクなしで飲み会」と報じていた。

 スマイリーはかつて、過去のある殺人事件に関係したという事実無根のデマによりネット上で誹謗(ひぼう)中傷を受け、2009年には男女7人が名誉毀損(きそん)容疑などで書類送検された。2011年にはその経験をつづった著書「突然、僕は殺人犯にされた―ネット中傷被害を受けた10年間」を出版。2017年にはブログに殺害予告を受けたことでテレビ番組の生放送を取りやめたこともあった。現在はネットトラブル対処法などの講演活動を行っている。

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