高橋尚子さん 24時間テレビ「募金ラン」で伝えたかった思い語る

[ 2020年8月24日 22:59 ]

元陸上選手の高橋尚子さん
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 夏恒例の日本テレビ「24時間テレビ」(22、23日)の「募金ラン」に挑戦し、2日間で目標の100キロを上回る116キロを走破したシドニー五輪マラソン女子金メダリストの高橋尚子さん(48)が24日、同局の「完全密着!24時間テレビのウラ側」(月曜後9・00)で、募金ランで伝えたかった思いを語った。

 1周5キロごとに10万円という走った距離に応じて募金額を増やしていくという方式で、高橋さんは23周116キロを力走。「チームQ」として女優の土屋太鳳(25)レスリングの吉田沙保里さん(37)柔道の松本薫さん(32)マラソンの野口みずきさん(42)の五輪金メダリスト3人と、元バドミントン日本代表でキャスターの陣内貴美子(56)の5人も計120キロ(24周)を走り、高橋さんの分と合わせて募金額は470万円となった。

 高橋さんは本番に臨む前の練習で右ふくらはぎを肉離れ。企画挑戦中も左ふくらはぎがつるなど、満身創痍(そうい)だったが、当初の予定100キロを上回る距離を激走した。

 今回の企画は、別の内容でオファーを受けたが、制作側に募金ランを逆提案。「私は走ることで多くの方に応援していただいた。今度は走ることで恩返しをしたい」と説明。

 フィナーレの後にインタビューに応じた高橋さんは「テレビの前で応援してくださった皆さまや、チームQの皆さんが1人ずつ“自分の目標よりももっと頑張るから”と走りながら伝えてくれたことで、自分も力がもらえました。誰かのことを思う…。そんな気持ちを思ってもらって、少しでも変わってくれたらいいなと。家族やお世話になった方々にありがとうの言葉がいつも以上に増えるようになったらいいなと思います」と自身の思いを語った。

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