【今夜8月30日の麒麟がくる】第22話 ついに再開!光秀、傀儡・義輝の話し相手に 駒が出会う僧は?

[ 2020年8月30日 08:00 ]

大河ドラマ「麒麟がくる」第22話。明智光秀(長谷川博己)(C)NHK
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 俳優の長谷川博己(43)が主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)は30日、第22話「京よりの使者」が放送される。

 新型コロナウイルスの影響により、撮影は4月1日から休止し、6月30日に約3カ月ぶりに再開。放送は6月7日の第21話をもって休止し、この日、約3カ月ぶりに再開される。

 信長(染谷将太)が今川義元(片岡愛之助)を討ち果たした「桶狭間の戦い」から4年。京は三好長慶(山路和弘)が権力を掌握し、将軍・足利義輝(向井理)は完全な傀儡(かいらい)に成り下がっていた。やる気を失い、別人のようになった義輝の話し相手として、藤孝(眞島秀和)らの画策で京に呼ばれた光秀(長谷川)は、将軍の力を取り戻すため、今勢いに乗る信長を上洛させてみせると約束する。一方、駒(門脇麦)は新しい薬の製造をめぐり、東庵(堺正章)と言い争い、診療所を飛び出す。伊呂波太夫(尾野真千子)と共に訪れた大和で、駒は貧しい者たちに施しをしている僧・覚慶(滝藤賢一、のちの足利義昭)に関心を持つ。

 大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた名手・池端俊策氏(74)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを照らす。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」だった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描く。

 若き明智光秀(長谷川)織田信長(染谷)斎藤道三(本木雅弘)今川義元(愛之助)、そして豊臣秀吉(佐々木蔵之介)徳川家康(風間俊介)が所狭しと駆け巡る――。戦国初期の群雄割拠の戦乱の中、各地の英傑たちが天下を狙い、命を懸け、愛を懸けて戦う戦国時代のビギニングにして「一大叙事詩」となる。

 語りは歌舞伎俳優の市川海老蔵(42)。音楽は映画「キングスグレイブ ファイナルファンタジーXV」などで知られる米作曲家ジョン・グラム氏。

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