「24時間テレビ43」平均15・5% ドラマ「誰も知らない志村けん」好視聴率22・6%

[ 2020年8月24日 09:29 ]

日本テレビ社屋
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 22日から23日にかけて放送された日本テレビ「24時間テレビ43」(22日後6・30~23日後8・54)の番組平均世帯視聴率が歴代19位タイの15・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが24日、分かった。

 瞬間最高視聴率は午後8時51分に記録した27・6%。シドニー五輪マラソン女子金メダリストの高橋尚子さん(48)が発起人となった「募金ラン」に参加した「チームQ」のメンバーが、完走を果たした瞬間だった。

 昨年は平均視聴率16・5%で、瞬間最高は39・0%だった。

 22日夜に放送された、今年3月に新型コロナウイルス肺炎のために死去した「ザ・ドリフターズ」のメンバーでタレントの志村けんさん(享年70)をテーマにした「誰も知らない志村けん 残してくれた最後のメッセージ」も22・6%と好数字だった。スタッフや共演者らを通して、志村さんの素顔や人柄をドラマやインタビュー、在りし日の映像で紡いだ。

 1978年の第1回から数え、今年が43回目。メーンパーソナリティーは「V6」の井ノ原快彦(44)、「NEWS」の増田貴久(34)、「Kis-My-Ft2」の北山宏光(34)、「ジャニーズWEST」の重岡大毅(27)、「King & Prince」の岸優太(24)で、ジャニーズのグループの垣根と世代を超えた5人が集結した。総合司会は今年もフリーの羽鳥慎一(49)と同局の水卜麻美(33)両アナウンサーが務めた。

 「新しい日常での1回目」を掲げてスタートした今年の放送のテーマは「動く」。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、両国国技館から史上初の無観客で開催された。通常行っている対面募金も中止し、キャッシュレス募金を行った。

 また、恒例のチャリティーマラソンは行わず、シドニー五輪マラソン女子金メダリストの高橋尚子さん(48)の発案で、走った距離に応じて募金額を増やしていく「募金ラン」を実施。単独走となった高橋さんのほか、「チームQ」として女優の土屋太鳳(25)、元レスリング世界女王の吉田沙保里さん(37)、バドミントンのバルセロナ五輪代表でキャスターの陣内貴美子(56)、ロンドン五輪柔道女子57キロ級金メダリストの松本薫さん(32)、アテネ五輪女子マラソン金メダリストで日本記録を持つ野口みずきさん(42)が参加し、リレー方式でつないだ。

 また、深夜帯は生放送ではなく事前収録の内容を放送した。

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2020年8月24日のニュース