天才ピアニスト・ますみ“上沼ネタ”は完全封印 「えみちゃんねる」終了に「Wショックでした」

[ 2020年8月24日 14:24 ]

 「M-1グランプリ2020」1回戦に登場した天才ピアニスト・竹内知咲(左)とますみ
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 M―1グランプリ2020」の大阪1回戦が24日、大阪市内で開催され、昨年大会の準々決勝に進出した「天才ピアニスト」が登場。「殺人事件」のネタで1回戦を突破した。

 結成5年目。昨年は初めて準々決勝に進出した。ボケのますみ(33)は、タレントで歌手の上沼恵美子(65)のモノマネが売りで、注目された。だが今回は「M―1では上沼さんのネタは完全封印」と漫才での“上沼ネタ”との決別を明かした。

 上沼がMCを務める関西テレビ「快傑えみちゃんねる」は7月で終了。これまでテレビ出演、舞台では「快傑~」での上沼の言動をネタに使わせてもらっていた。「番組が終わったこと。影響が出ないかとダブルショックでした」。ただ、仕事自体は「リモートでの出演があり、増えてもないし、減ってない。現状維持です」とますみ。「えみちゃんねるに出演できなかったことが心残りですが」と語った。

 芸人になる前は看護師だったますみ。自粛期間中、休みの際には新型コロナウイルス感染症のPCR検査で陽性反応が出た患者を受け入れる大阪市内のホテルで働いていた。

 「看護師が足りないことを知って、自分から看護協会に電話しました。PCR検査の際には、防護服を着て。たいへんでした」。医療従事者の1人として、5日間、新型コロナと戦う一員となった。「看護師より、ホテルの方たちがたいへんだと思いました」と苦労話を披露した。

 今後は、本来の舞台に戻り、目指すは昨年よりステップアップしてM―1準決勝進出。「最低でも敗者復活戦に出られる。テレビ画面で(上沼さんの)イメージでない別のイメージを知ってもらいたい」と相方のツッコミ担当・竹内知咲(28)。ますみは「上沼さんが審査員をやっておられるうちに、決勝に出たい」と上を見据えていた。

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