好感度No・1の「サンドウィッチマン」がNHKに“出入り禁止”だった当時の芸名振り返る

[ 2020年6月21日 22:58 ]

サンドウィッチマンの富澤たけし(右)と伊達みきお
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「サンドウィッチマン」が、21日放送の日本テレビ系「内村&さまぁ~ずの初出しトークバラエティ 笑いダネ」(後9・00)に出演し、売れなかった時代のエピソードを明かした。今や高い好感度を誇る2人だが、昔はNHKに“出入り禁止”だった時期もあるという。

 仙台から上京した際、当時「バカルディ」だった今の「さまぁ~ず」にあこがれて、同じ事務所のホリプロに「預かり」という形で所属。「さまぁ~ず」三村マサカズ(53)の前でコントを披露したこともあり、当時のコンビ名は「親不孝」だった。その後「銭と拳」(かねとこぶし)、トリオ「サンドウィッチマン」を経て、一度は「バイキング」に。ところが同じ名前(今の「バイきんぐ」)がいると、指摘されたため「サンドウィッチマン」に戻したという。

 異彩を放つのは、やはり「銭と拳」。「東京になめられたらいかん」と、伊達みきお(45)が「銭」、富澤たけし(46)が「拳」と名乗り、半ズボンにセカンドバッグ、金縁メガネでオーディションなどに参加した。だが、明らかコワモテの風貌に「面白いけども、格好だけどうにかしろ」と言われることが多々。伊達は「NHKのオンエアバトルに1回も出られなかったんです。色が違う、うちの局とは合わないと言われて」と、当時を振り返った。

 今はNHKでレギュラー番組を持つほどだが、2人暮らしだった当時は「財布に100円も入っていなかった」という極貧ぶり。2007年にM―1チャンピオンとなり、認められるようになるが、当時は「廃人です」と、伊達は大笑いしていた。

続きを表示

2020年6月21日のニュース