【明日6月22日のエール】第61話 裕一「六甲おろし」作曲!掛布雅之氏24年ぶり朝ドラ出演

[ 2020年6月21日 13:00 ]

連続テレビ小説「エール」第61話。24年ぶりの朝ドラ出演を果たす掛布雅之氏(中央)(C)NHK
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 俳優の窪田正孝(31)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は22日、第61話が放送される。「ミスタータイガース」こと野球評論家の掛布雅之氏(65)が大阪タイガースの球団歌を主人公に依頼した掛田寅男役で登場。朝ドラ出演は1996年後期「ふたりっ子」以来、約24年ぶりとなる。

 新型コロナウイルスの影響のため、放送は今月29日から一時休止。休止前最後の週になる。

 コロンブスレコードと契約して5年が過ぎ、裕一(窪田)はご当地ソングや「大阪タイガース」の球団歌「六甲おろし」などを手掛け、安定した作曲家生活を送っていた。ある日、裕一は廿日市(古田新太)から「コロンブス専属新人歌手募集」のオーディション合格者のデビュー曲の作曲を依頼される。4年前に音楽学校を卒業して以来、いまだ歌手デビューできていない久志(山崎育三郎)に応募を勧める。

 朝ドラ通算102作目。男性主演は2014年後期「マッサン」の玉山鉄二(40)以来、約6年ぶりとなる。モデルは全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909~1989)と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和という激動の時代を舞台に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・音(二階堂ふみ)の夫婦愛を描く。

 主題歌は福島県で結成され、「キセキ」「愛唄」などの数々のヒット曲で知られる“覆面”男性4人組ボーカルグループ「GReeeeN」が初担当。「星影のエール」を書き下ろした。語りはアニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」「テニスの王子様」「ゴールデンカムイ」などで知られる声優の津田健次郎(49)。朝ドラのナレーションは初挑戦となる。

 連続テレビ小説は月~土曜の週6日放送してきたが、制作に時間のかかる4K撮影や働き方改革のため、「エール」から土曜の放送をなくし、週5日に短縮された。

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