橋下徹氏、新型コロナ接触確認アプリは「問題点指摘する人いますが、第一歩なんで」

[ 2020年6月21日 16:07 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(50)が21日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に生出演。政府が19日に運用を開始した、新型コロナウイルスの感染者と濃厚接触した可能性がある場合、スマートフォンに通知が届く「接触確認アプリ(COCOA)」について言及した。

 アプリの利用は任意で、アプリストアから無料でダウンロードできる。症状が出るなど感染が疑われる人には専門の医療機関の受診やPCR検査を促し、周囲への感染拡大を防ぐ狙いがある。

 アプリ利用者同士が1メートル以内の距離に15分以上居合わせると、近距離無線通信「ブルートゥース」の機能を使って互いの端末に、数字などを無作為に組み合わせた符号を記録する。検査で陽性と診断された利用者が任意でアプリに陽性報告の登録をすれば、記録をたどって過去2週間以内に接触した人のスマホに“濃厚接触の可能性”の通知が届く。アプリは国民の6割超の利用で効果があるとしている。

 橋下氏は「僕もダウンロードしました。そもそもダウンロードするのも任意ですし、こういうことをやると、いろんな問題点を指摘する人がいますが、第一歩なんで。改良を期待しながら、みんなでとにかくダウンロードを。営業自粛では、お上の指示がきたらみんな従う国民性なのだから。政府から徹底してダウンロード、ダウンロードと言ってもらう」とコメント。

 「あとはインセンティブを与えることはできないのかな。僕だったら、例えばダウンロードしたらGoToキャンペーンのクーポンを渡すとか。あとは(陽性者が出て)濃厚接触の通知がきた場合にPCR検査を優先的に受けられますよとか。いやらしいけど、何か利益的な、優先的なものと引っ掛けられないかなあ。それは下品だと言われるかなあ」と持論を展開した。

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2020年6月21日のニュース