ロバート・キャンベル氏 移動全面解除した週末の印象は「喜びと不安が半々くらい」

[ 2020年6月21日 19:28 ]

ロバート・キャンベル氏
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 日本文学研究者のロバート・キャンベル東大名誉教授(63)が21日、日本テレビ「真相報道 バンキシャ!」(日曜後6・00)に出演。新型コロナウイルスの感染防止策として自粛が求められていた都道府県境をまたぐ移動が全面解除されてから初めて迎えた週末について言及した。

 番組では感染対策をしながら観光を楽しむ人々や、解除後初めて帰省する人々の姿を取り上げた。

 MCのフリーアナウンサー・福澤朗(56)から「国内移動の自粛が解除されて、感染予防をしながらも以前の生活が戻りつつある状況を、どうご覧になられましたか」と質問を受けると、キャンベル氏は「県またぎの移動が解除されましたが、人々の行動パターンが以前と変わった気がします。例えば会社勤めの人でしたら、以前は友人や同僚と釣りや登山に出掛けていたと思いますが、今は他人と一緒に移動することをためらっているような気がして、ファミリー移動が中心ですね」とコメント。

 「この前、京都に仕事で行って、宿の人に話を聞きました。以前はいくつかの場所に泊まり、周遊を楽しんでいた人たちが連泊をしている。つまり、限定された空間の中で移動することが増えていると」と京都で聞いた話を紹介。

 「空間を移動することに対する人々の喜びと不安が半々くらい、まだ慣れていないということですね」と述べた。

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2020年6月21日のニュース