高田文夫氏 R-1優勝の野田クリスタルは「演者の芸ではない」 大絶賛の芸人とは?

[ 2020年3月10日 21:11 ]

放送作家の高田文夫氏
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 放送作家の高田文夫氏(71)が9日、ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(月~金曜前11・30)で、8日にフジテレビで放送された「R-1ぐらんぷり2020」について言及した。

 R-1では「マヂカルラブリー」の野田クリスタル(33)が初優勝。自らプログラムしたスマホゲーム風の映像を用い、ゲーム進行に有利となる「課金」などを取り上げつつ、シュールな笑いをとっていた。

 高田氏はR-1を総括し「なんだか分かんないよ俺、全然」と首をかしげるばかり。野田が優勝したことについては「機械に頼って、機械の絵面(えづら)ずっと見せてるだけって、それ(プログラミングの)技術を見せてるだけじゃんな、メカを」と疑問が残る様子だった。

 高田氏が抱く“R-1”のイメージは「一人しゃべりとか、一人芝居とか、芸能として一人で演じて…」といったもの。野田のパフォーマンスは「演者の芸ではないわけでしょ」という感想を持ったという。

 逆に評価していたのが5年連続決勝進出の快挙を成し遂げた、おいでやす小田。今回は“新入社員に借金の回収法を叩き込む鬼教官”の設定でネタを披露。高田氏は「“らりるれろ”で巻き舌になる男、あれだけ死ぬほど笑ったけどな」「いいな、コイツ。これだよ、お笑いは」「あれはくだらなくて…あれだよ演芸っていうのはさ」と、小田を絶賛していた。

 ただ、言っていることが“聞き取りづらかった”のは少々不満だった様子。それでも高田氏は小田のネタに感化されたようで、「R-1、来年出ようかな」と驚きの発言。それを聞いた月曜アシスタントの松本明子(53)は大笑いだった。

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2020年3月10日のニュース