カンテレ・竹上萌奈アナ 祖父母モデルに初戯曲執筆 12月朗読会で上演へ

[ 2019年11月12日 06:00 ]

関西テレビアナウンサーの朗読会「おはなしの暖炉」で自身初執筆の戯曲を発表する竹上萌奈アナウンサー
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 関西テレビのアナウンサー12人による朗読会「おはなしの暖炉」(12月8日、カンテレなんでもアリーナ)が12月25日(前4・29)に放送されることが発表された。

 同局の竹上萌奈アナウンサー(27)が、自身の祖父母をモデルに戯曲を初執筆。認知症の妻と、それを支える夫の心温まる物語を朗読会で上演。劇作家で演出家のわかぎゑふが演出を手がける。

 初演から18年目を迎える今回は「おはなしの暖炉」というテーマ。子供のころから読書好きだったという竹上は、朗読会用の上演作品を選定する際、自身の祖父母をモデルにしたストーリーを書いてみたいと思い立ち、2カ月かけて執筆。7枚のA4用紙にまとめられたこの戯曲は、朗読作品であることを意識し、文節は短く、耳に残るように文章を読み上げながら書いたという。この作品を読んだわかぎは「萌奈ちゃんの、これいいやん」と即採用が決定した。

 竹上の処女作となる「まんまるな君」は、認知症になった妻を、優しく見守る夫の目線で書かれた老夫婦の物語。妻はまんまるな顔立ちで、勝ち気なお嬢様。妻は認知症になって以来、夫を「じいや」と呼んでは無理難題をいいつけるが、夫は妻にあわせて「じいや」を演じる。認知症という現実に悲観的にならず、むしろ妻の見ている世界をともに楽しみながら、かけがえのない今を慈しむように寄り添う夫。なにかと妻に振り回される夫の様子がユーモラスに描かれ笑いを誘うが、ときおり妻がみせる“夫への不器用な愛情表現”に「夫婦の絆」を感じられる作品となっている。

 実際、竹上の祖母は勝ち気な材木商のお嬢様で、亡き祖父は寡黙で優しい夫だったそうだ。人物設定や作品中のエピソードは事実に基づいて描かれているが、認知症になったのは、実際は祖父の方だった。竹上は「祖母が明るく一生懸命に認知症の夫を介護する姿を見て、この作品を書いてみようと思いました。でも、実際の介護は大変だったので、そのまま書くとルポルタージュのようになってしまいます。今回は物語として温かい出口にしたいと思ったので、フィクションを加えました。祖母を見て、人は何歳まで恋をしていられるのだろうという思いもありました」と語る。

 物語のテーマになっている「夫婦の愛」は、祖母が夫に恋し続ける姿が下敷きになっている。朗読会の配役は、妻を谷元星奈アナウンサー(23)、夫を林弘典アナウンサー(42)が演じる。
最後に竹上は「改めて自分の家族、好きな人など、大切な人がそばにいる有難さを感じていただけたら」と思いを語った。

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