嵐 39時間“弾丸”アジア感謝の旅!「国民祭典」後に出発、4都市ファン歓喜

[ 2019年11月12日 05:31 ]

インドネシア・ジャカルタでプライベートジェットを前にポーズを取る嵐の(左から)相葉雅紀、櫻井翔、松本潤、二宮和也、大野智
Photo By 提供写真

 嵐が10~11日、プライベートジェットでアジア4都市を回るプロモーションツアー「JET STORM」を行った。9日午後11時40分に東京・羽田空港を出発し、39時間で地球1周の約3分の1にあたる1万2982キロを移動。20周年の感謝を海外ファンに直接伝えたいとメンバーが企画して実現。SNS解禁や来春の北京コンサートを告知し、各都市のファンから熱狂的な声援を受けた。

 全行程の半分以上の20時間15分を移動に費やす弾丸PRツアー。前回06年に3都市で行った「JET STORM」を大幅に上回る規模で、ジャカルタ、シンガポール、バンコク、台北を回った。4都市で運営スタッフ400人を投入し、現地メディア延べ490人を動員した。

 天皇陛下の即位を祝う「国民祭典」の出番終了から5時間後の9日午後11時40分に羽田空港を出発。機内では仮眠や食事をとったり、SNSに投稿するための写真を撮ったりして過ごした。松本潤(36)は「前回の経験があったから、少しリラックスできた。前よりも楽しめましたね」と振り返った。

 各地で行った会見では、冒頭に必ず現地の言葉であいさつした。バンコクでは相葉雅紀(36)が「サウ タイ ナーラック マーク クラブ(タイ人の女性はとても可愛い)」と話してファンを喜ばせた。二宮和也(36)は「皆さんが一番面白いと感じるところだと思うので、なんとなくでも伝われば」と話し、5人で直前まで現地スタッフに教わり、会見に臨んだ。

 ジャカルタにはファン1700人が駆け付け、会見後にはホテル出口で300人が「A・RA・SHI」「感謝カンゲキ雨嵐」を合唱。シンガポールでは1000人、バンコクでは2000人、台北では1500人が嵐コールでメンバーを待ち構えた。櫻井翔(37)は「海外にもファンがいるとは聞いていたけど、実際に行くことでその温度感を感じられてうれしかった」と明るい表情を見せた。

 二宮は「4都市全てでファンに歓迎してもらえて、声援に元気をもらいました」と充実感をにじませた。06年のツアーはバンコク、台北、ソウルの3都市で総費用は1億円。今回はそれを大きく上回るとみられる。14日にはドームツアーの札幌公演が控える。櫻井は「海を越えてもこれだけたくさんの人が応援してくれているというのが励みになりました」と、改めて来年末の活動休止まで走り続けることを誓った。

 【「JET STORM」行程(時間は現地)】
 ▽9日午後6時40分 国民祭典の出番が終了
 ▽11時40分 羽田空港を出発
 ▽10日午前5時10分 ジャカルタ・ハリム空港に到着
 ▽5時45分 会見場(ホテル ムリヤスナヤン)に到着。早朝にもかかわらず、100人ほどのファンが歓迎
 ▽8時30分 記者会見
 ▽9時30分 ホテル出口で300人ほどのファンが待機。「A・RA・SHI」「感謝カンゲキ雨嵐」を日本語で大合唱
 ▽10時45分 ハリム空港を出発
 ▽午後1時30分 シンガポール・セレター空港に到着
 ▽3時10分 チャンギ空港で記者会見。1000人のファンが駆け付け、嵐の登場に大歓声
 ▽4時45分 セレター空港出発
 ▽6時10分 バンコク・ドンムアン空港到着
 ▽7時30分 インパクトフォーラムで記者会見
 ▽8時 会見終了後、ファンミート。2000人が熱狂
 ▽11時15分 会場出発。空港利用時間の都合で車移動
 ▽11日午前1時15分 パタヤ・ウタパオ空港到着
 ▽2時5分 ウタパオ空港出発
 ▽7時 台北・松山空港到着
 ▽9時30分 マンダリンオリエンタルで会見
 ▽10時15分 ファン1500人と交流
 ▽11時 松山空港を出発
 ▽午後2時40分 羽田空港到着

続きを表示

この記事のフォト

2019年11月12日のニュース