是枝作品「真実」 ベネチア映画祭開幕飾る 監督「大役果たせた」

[ 2019年8月30日 05:30 ]

第76回ベネチア国際映画祭に出席した(左から)ジュリエット・ビノシュ、是枝裕和監督、カトリーヌ・ドヌーブ(AP)
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 是枝裕和監督(57)の最新作「真実」(10月11日公開)が28日(日本時間29日)、第76回ベネチア国際映画祭のオープニングとしてお披露目された。

 同作はコンペティション部門にも選出されており、日本人監督が開幕を飾るのは同映画祭初。是枝監督は「映画祭のスタートを決める大役は果たせたかなと思います」と安どの表情を見せた。カトリーヌ・ドヌーブ(75)とジュリエット・ビノシュ(55)が母娘を演じる家族の物語。

 ドヌーブは、公式会見で「私とかけ離れた役で、とても愉快な経験でした」と話したが、現地の通訳が「この役は私に似ている」と日本語で誤訳する一幕もあった。

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2019年8月30日のニュース