庵野氏×樋口氏「シン・ウルトラマン」21年公開へ“実相寺イズム”担い手、斎藤工がシュワッチ

[ 2019年8月1日 05:00 ]

「シン・ウルトラマン」に出演する(左から)長澤まさみ、斎藤工、西島秀俊
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 ウルトラマンを現代社会に登場させる映画「シン・ウルトラマン」が2021年に公開されることが決まった。企画・脚本を庵野秀明氏(59)、監督を樋口真嗣氏(53)が務め「シン・ゴジラ」タッグでヒットを狙う。

 庵野氏はウルトラシリーズのファンを公言。アニメーターとして活躍するより前の1983年には「帰ってきたウルトラマン」のオマージュである自主製作映画「帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令」を撮影。自身で主演も務めたほどだ。

 16年公開の「シン・ゴジラ」と同様に、現代社会にウルトラマンが存在したらどうなるのかをテーマに描く。巨大生物に対抗する組織の一員で“ウルトラマンになる男”を斎藤工(37)が演じる。組織のメンバーとして長澤まさみ(32)、西島秀俊(48)らも出演する。

 斎藤は、ウルトラマンやウルトラセブンなどで監督を務めた故実相寺昭雄氏に話を聞いた経験があり「前のめりに当時の円谷プロや『ウルトラマン』のさまざまな話をうかがえたことは、全て“ココ”につながっていたのではないかと今振り返ると思います」と出演を喜んでいる。

 実相寺氏は、レフ板を使わない逆光での撮影など「光と闇」にこだわった演出で知られた。悲しき宇宙飛行士ジャミラを描いたウルトラマンの「故郷は地球」やメトロン星人が地球乗っ取りを謀るウルトラセブンの「狙われた街」など名作を生み出した。斎藤は“実相寺イズム”の担い手として、新たなウルトラマンに挑戦する。

 庵野氏、斎藤らウルトラマンフリークが集結し、現代にウルトラマンを出現させる巨大プロジェクトが始動した。

 ≪幻想的…撮影手法は「マジック」≫実相寺氏は、ウルトラマンで計6話、ウルトラセブンでは計4話の監督を担当した。自身が関わる話では、怪獣や宇宙人を倒す際に光線技を使いたがらないことでも有名。カメラワークでも、あえて役者を斜めに撮影したり、極端な接写をするなど幻想的な世界をつくり出すその手法は“実相寺マジック”とも呼ばれた。79年にはウルトラマンで自身が監督を務めたエピソードをまとめた映画「実相寺昭雄監督作品ウルトラマン」を公開。実写映画では勝新太郎さん主演の「帝都物語」、堤真一(55)主演の「姑獲鳥の夏」などで監督を務めている。

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