TOKIO松岡、ジャニーさん家族葬に「笑顔で送り出したい」 城島「粋な演出、最高の舞台」

[ 2019年7月12日 13:55 ]

「ふくしまプライド。」新CM発表会2019に出席した(左から)城島茂、松岡昌宏
Photo By スポニチ

 TOKIOの城島茂(48)と松岡昌宏(42)が12日、都内で行われた「ふくしまプライド。」新CM発表会2019に、内堀雅雄福島県知事(55)、福島県クリエイティブディレクターの箭内道彦氏(55)とともに出席。解離性脳動脈瘤(りゅう)破裂によるくも膜下出血のため9日午後に都内の病院で死去したジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(享年87)を悼んだ。

 発表会の冒頭で内堀知事は「TOKIOさんは震災の前から、震災後も福島県の人々、そして福島の農産物に熱い想いを持ってずっと私たちを応援し続けてくれました。このTOKIOさんを育て、こうした活動に理解を示して応援を続けていただいたジャニーさんが亡くなられました。ジャニーさんのご逝去に接し、改めて心からお悔やみの思いを申し上げたいと思います」とコメント。

 また、イベント終了後に報道陣からジャニーさんへの思いを改めて聞かれた松岡は「僕らを育ててくれた親ですから、感謝してもしきれないですけど、うちのタレント全員同じ気持ちだと思いますし、僕らがこういう風にお仕事をさせていただくことが、ジャニーへの何よりの供養だと思っていますので、僕らはこれからもプレーヤーとしてジャニーさんに教えてもらったことを貫いていけたらなと思っています」と吐露。

 一方、城島は「自分たちジャニーズのタレント一同、うちの社長に見出されて、そのおかげで今ここにいるので、恩返しというのは自分たちはこれからも頑張って行くこと。ありきたりな言葉かもしれないですけど、笑顔で頑張って行くこと。これがジャニーズの、アイドルの使命じゃないかと。いろんなエンターテインメントの思いとか、何を届ければいいのかを考えていけたらなと思っています」としみじみと語った。

 さらに、この日の家族葬でジャニーさんをどのように送りたいか問われると、松岡は「明るく笑ってしんみりしたのは苦手だと思いますので、笑顔で送り出したいなと思います」と語り、城島は「ジャニーズのタレント一同が集まるって、なかなかないもんですから、最後にジャニーさん、粋な演出と言いますか、最高の舞台を用意してくれたんじゃないかなと思います。楽しいと言ったら普通は不謹慎なんですけど、ジャニー社長らしく、子どもたちらしく、みんなでいい時間を過ごせたらなと思っています」と笑顔で語った。

 福島県は、平成24年度より福島県産農林水産物の風評払拭を図り、県産農林水産物の魅力と安全・安心を伝える活動を行なっており、同事業の一環としてCMキャラクターにTOKIOを起用したCMを制作し、首都圏、関西、北海道、沖縄。福島県内でオンエアしてきた。そして今回、CMキャラクター就任8年目を迎えたTOKIOが出演する新CMが完成。城島が出演する「桃」篇、松岡が出演する「夏野菜」篇が7月13日より放映される。

 CMキャラクター就任8年目を迎えた心境を聞かれると、城島は「今年も私たちTOKIOが福島県の農産物のPRキャラクターに就任させていただき、光栄に思っております。今年もメンバー一丸となって福島県の農産物のよさをPRできればなと思っております」と意気込み、松岡は「農家の方と出会って、現地の方一人ひとりの声も耳に入ってきています。そんな皆さんの声も僕らを通して伝わればなと思います」とコメント。

 加えて城島が「今年も19年目となる田植えをやってきました。メンバー総出で、そしてずっとお世話になっている農家の皆さんとやってきたんですけど、今年もいいお米ができるんじゃないかと。福島のいい気候、風に吹かれながら楽しい毎日を過ごしています。やっぱり福島に行きますと“帰ってきたな”という気持ちもありながら、時間が経つのを忘れる次第であります」と福島への思いを語ると、松岡は「よくもまあ、噛まずにスラスラと言えますね。きっとジャニーさんも喜んでいますよ」と声をかけ、城島も「頑張ってるよ、ジャニーさん」と天を見上げた。

続きを表示

2019年7月12日のニュース