「寅さん」22年ぶりの新作 東京国際映画祭オープニング

[ 2019年7月12日 06:10 ]

東京国際映画祭のオーブニング作品に決まった「男はつらいよ お帰り 寅さん」のポスタービジュアル(C)2019 松竹株式会社
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 山田洋次監督(87)の「男はつらいよ お帰り 寅さん」が10月28日に開幕する第32回東京国際映画祭のオープニング作品に決まった。

 第1作の公開から50年。シリーズ50作目となる作品は1997年の「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇」以来、22年ぶりの新作。渥美清さん扮する寅さんのおいっ子・満男(吉岡秀隆)と、満男が思いを寄せたイズミ(後藤久美子)のその後を描く。

 山田監督は「先行き不透明で重く停滞した気分のこの時代に、寅さんのセリフにあるように“生まれてきてよかったと思うことがそのうちあるさ”と、50年をかけて製作したこの映画が日本のみならず世界中で一人でも多くの観客の“心の希望”となることを切に願います」とコメントを寄せた。12月27日公開。

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