小嶺被告、10年前から大麻使用 田口被告のファンから嫌がらせに悩み

[ 2019年7月12日 05:30 ]

5月22日、送検され東京湾岸署を出る小嶺容疑者
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 大麻取締法違反(所持)の罪に問われた元「KAT―TUN」の田口淳之介被告(33)と、内縁の妻の元女優小嶺麗奈被告(38)の初公判が11日、東京地裁(長池健司裁判官)で開かれた。

 田口被告が大麻に手を染めたきっかけは、やはり小嶺被告だった。田口被告は被告人質問で「10年ほど前に彼女から(大麻を使っていることを)打ち明けられて存在を知った。好奇心があった」と一緒に使いだしたことを明かした。

 小嶺被告によると、07年9月の交際報道後、田口被告のファンから嫌がらせを受けるようになり、ストレスが原因で09年に耳管狭窄(きょうさく)症などを発症。対症療法として同年から大麻を使いだしたという。

 田口被告に大麻使用を打ち明けたのは、その半年後。当時、KAT―TUNのメンバーだった田口被告は「仕事前や人前に出る時は使わない」と決め、常用を始めた。使用頻度は3日に1回。16年3月末のジャニーズ事務所退所後は使用頻度が増えた。自宅では缶の中や皿の上に大麻を保管。「仕事や人間関係のストレス解消のために使った」と述べた。

 大麻の購入は全て小嶺被告が担当。著名人では珍しく仲介人を入れず、売人と直接やりとりした。その売人は逮捕された。小嶺被告は「捕まったらどうしようと思っていたけど、捕まらないとも思っていた。彼の仕事が減って世間の注目度が下がっていたので」と本音も漏らした。

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